vivi

赤と黒のviviのレビュー・感想・評価

赤と黒(2010年製作のドラマ)
4.5
人生を台無しにされたシム・ゴヌク(キム・ナムギル)の復讐劇。

「善徳女王」のピダムに負けず劣らずの魅力にあふれたシム・ゴヌク。
この作品でも愛情に飢えたゴヌクの、終始憂いを帯びた表情が哀れを誘います。

自信満々でふてぶてしい態度、粗野な振る舞いや口調がとってもセクシー。
それらの仕草を、わざとらしくなく、嫌味なく演じてしまうのは、さすがキム・ナムギル!

あんなに魅力的な彼になら、たとえだまされたとしても構わない…と女性に思わせてしまうような、ゾクゾクするような色気と危険な雰囲気を常に漂わせてました。
(個人の感想です😆)

そんな彼に惑わされ、翻弄される女性たちに思いっきり共感しながら視聴。

テソン(キム・ジェウク)は最初、傲慢なおぼっちゃまかと思ったら、意外にも愛に飢えた淋しい人。御曹司には御曹司なりの悩みもあって…。
ムン・ジェイン(ハン・ガイン)が余計なことに首突っ込んでは2人を振り回すのが腹立たしい。

なんといっても一番の人でなしはシン夫人!
韓国作品のクズの中でも、かなり上位にランクインしそうな、クズの中のクズですね!

なんだかもう、ゴヌクもジェインもテラも、あっちフラフラ、こっちフラフラ、めっちゃくちゃになっちゃって…まさにザ・韓ドラ。

ゴヌク、テソン、ジェイン、テラ全員に感情移入しながら観てて、なんだかぐったり疲れてしまいました。

人を小馬鹿にしたような冷酷そうな表情、
淋しさをたたえた哀しげな表情、
愛しさでいっぱいの優しい表情、
この作品でもナムギルの千変万化の演技を堪能して、ますますナムギル沼にど〜〜〜っぷり💕
vivi

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