このドラマ何回見てももいい！映像美
文学的で誠実で好青年、パクボゴムが演じたからそれが余計に際立ったのかなと思う
小説をそのまま投影したかのような美しい世界観。OSTもステキなのでぜひ音楽にも注目して欲しい
ジニョクは前向きで自分よりも相手の気持ちを考えて行動できる優しくて誠実な人だなという印象を受けたけどパクボゴムがインタビューで、「ジニョクは堂々としている。それは自信過剰とかではなく、大事なものが何かが分かっているからこそ堂々と構えていられる。物質の多少に関わらず、持っているものが少なくても、置かれた状況で幸せを見つけられる人だと思った。」と言っていたけれど、本当にその通り。
彼の心の真ん中に留めておかなければならないものがなにかしっかり分かっている。
7話でまだサム（お互いに行為を抱く関係を韓国ではサムといいます）の関係にジニョクが代表の誕生日プレゼントとして贈った春色をしたリップをデートのときにつけていない事に気がついて気に入らなかったのかと質問すると「華やかな色だから春向きだと思って」と答えた代ジニョクの返答が「リルケという詩人が寒い街もお互いに手を握って並んで歩く人々だけが春を見る事が出来ると言いました、僕たちが並んで自転車も乗ってコーヒーも飲んで…すでに春です！！」と言うのだけどそれが凄く印象に残っている。
そしてジニョクが束草に転勤になる前にデートした時、カメラをプレゼントして代表に撮影の練習をするためにテラスに出るシーンがいちばん二人の感情のピークだったのではと個人的に思ってる。寂しさからカメラで涙を隠す代表とそれに気づきながら涙を浮かべて笑顔を見せるジニョクのシーンはセリフが無いのにも関わらずこちらまで感情が伝わってきた。
大人で落ち着いた恋愛ドラマ
