シーズン1のキャラ設定やストーリーのバランスが良過ぎたかなあ。同じ脚本家とは思えない出来。監督が違ったんでしたね。
今回のシーズンの敗因(？)は、チーム長役イ・ジヌクがビジュアルもフィジカルもアタマもキレ者、しかもいい具合に闇も影もあるってとことん盛り過ぎな設定でしょう。出演者の一部は犯人グループ、でも残りはなんだかんだでチーム長の応援団みたいでしたもん。確かにイ・ジヌク表情の起伏があまりないんだけども、ずっと抜かれてても見てられます。それでセンター長イ・ハナの存在感が完全になくなってしまいました。メッセンジャーかチーム長のオカンかって感じで、自慢の耳の使い所があんまりなかったものね。
黒幕は別にいるんだけども、とりあえずの犯人がこれまたちょっと理解不能な変態サイコパスで、私的に魅力不足でした。
シーズン2の重量感はシーズン1の半分くらい。一気に見れたのは全部が一本調子だったからでしょう。シーズン3でセンター長は心身ともに復活するのか。なんと言ってもこの物語はセンター長の聴力が鍵ですから。期待して待ちます。
