ぬーこ

ウルトラセブンのぬーこのネタバレレビュー・内容・結末

ウルトラセブン(1967年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ウルトラセブン4Kリマスター版
ウルトラマンシリーズ最高傑作とも言われる脚本。毎話斬新な切り口のSFXを楽しめる。この際全話制覇したい。

毎週日曜8時〜 NHKBSプレミアム

5/16
第7話 宇宙囚人303号
宇宙船爆された時のを草叢から見ていてキョロキョロ目動かし動揺するキュラソー星人、可愛い。
キュラソ星人は蝋燭みたいな細長い白い顔に頭の上部が明るく点滅する。まさに蝋燭
ガソリンをエネルギーにしている
催眠術で人を操ることができる
アンヌを人質にベータ号で宇宙脱出を試みる→ウルトラ警備隊の空中ドッキング作戦
ベータ号とともに墜落。火でそのまま燃える。キャラソ星からお礼の手紙が来る。
「宇宙でも地球でも正義は一つなんだ」

6/10 第10話 怪しい隣人
イカルス星人
ダンの裏庭へのダイブ、絶対人間じゃない。
イカルス星人の策略にハマる。4次元の世界に閉じ込められたダン、セブンに変身できない。
少年の部屋の中から3次元と4次元の会話。
アンヌ、アンヌと恋人を呼ぶように連呼するダン。設定解説しながら、僕やるよって話す中二病感もあるダン。

6/20 第12話 魔の山へ飛べ⭐︎
ストーリーが良かった。
龍の怪獣は吊ってるから、動きなめらか。竜が円盤になるのも面白い。三半規管ってウルトラセブンもあるんだな。
ヒッピーっぽい人がたくさん出てきて時代を感じる。ダンがポニーに乗って登場するとこは笑える

不思議な銃みたいのを照射されると黄色く変色して人が死んでしまう。
調査に行ったダンも即死
洞窟の中でキリヤマがワイルド星人と交戦し、敵の武器をゲット、中身は生命だけを抜き取るカメラだった。
どうやって元に戻すか?
→肉体もカメラの中に取り込んで、フィルムを現像する!
ワイルド星人の故郷は皆老衰で死に絶えようとしているため、地球人の若い生命がほしかった。ワイルド星人の声終始情けない。

6/29 第13話 V3から来た男
来た男とは、キリヤマ隊長の同期の親友倉田。V3基地が襲われ、宇宙人を追って地球にやってきた。
ということで今回の主役はキリヤマと親友。久々のタッグを組んで敵船を沈めた
今回の怪獣強かった、アイスラッガーやおでこビームも防いだ
最後にキリヤマが無線でクラタに別れの挨拶するシーンが印象的。

6/29 第14話 ウルトラ警備隊西へ 前編
ペダン星人、キング・ジョー
ついに来た最強メカ!前編後編回って特別感あるよね。
ワシントンの宇宙警備隊が送った人工衛星を侵略と思い、攻めてくる宇宙人。そして国際会議を行う予定の神戸(六甲山)が狙われる。外国の要人が相次いで殺される。
最後のキングジョーに顔ギュッーってされるの笑ってしまった。
ブロンドの外人女性がかなりのステレオタイプ感。

7/4 第15話ウルトラ警備隊西へ 後編 ⭐︎
ペダン星人、キング・ジョー
国際会議が中止となったが、ペダン星人はいつか地球人が侵攻してくると思い込み、徹底的に攻撃するというダン。
ウルトラ警備隊が神戸で変装するの面白い。そして波止場の名シーン!
誤解だ、我々はペダン星に侵攻するつもりはない!
地球が平和だったら、それでいいの?
何のための観測なの?それは観測して今後利用するためじゃないの?セブンと宇宙人同士の約束
って、ペダン星人結局攻めてくるんかーい!
戦闘シーン、かなり良かった
最後の無邪気に走ってくるダン笑えた

7/12 第16話 闇に光る目
アンノーン星人
音信不通になったさくら3号が回収作業をしていないのに地球に帰ってきた。警戒を強めるウルトラ警備隊。地獄山に着陸後、宇宙船は爆発。その後ひろし少年が地獄山で石を拾ってきた。石は怪獣の一部で石を地獄山に戻すように要求してくる。地獄山の石を使い怪獣となるがセブンに固められて、説得され、星に帰っていった、
なんか話のテンポがいつものセブンよりも遅い印象。闇に光る目が瞬きすると皆頭を抱え倒れ込むのワンパターン。

7/18 地底GO GO GO
炭鉱での落盤事故で生き埋めになった男。彼はそうセブンが初めて出会った地球人でモロボシダンのモデルになった男
何としてもジロウを助けるべくダンはマグマライダーに乗って地底へと進む。
地底には謎の基地が。門番のロボットと格闘、捕まっていたダンは何とかセブンになり、ジロウを助け基地を爆破する。
ダンがベルトのボタンを押すと、ウルトラアイが空中浮遊して飛んでくるとこ笑ってしまった

7/31 空間Xからの脱出
ベル星人
ある日、スカイダイビング訓練に参加する隊員。しかしアマギとソネは底無し沼や大きな宇宙人がいる不思議な森に着陸してしまう。アマギらはその森で空に地球が浮かび、自分たちが地球とは違う場所にいることを知る。それは擬似空間に囚われているのだと何故か部長が詳しい、救出可能性は低いと言われる。耳の奥に響く不快な音を出すベル星人、セブンを足蹴にするなど意外と強い。それにしてもあの謎蜘蛛はなんだ。知恵ある悪魔。
画面の構図というか、怪獣の足だけ写したり、異空間の不気味さ、ホラー感が上手くてよかった

8/1プロジェクト・ブルー
バドウ星人。
月と地球を包みこむバリアープロジェクトのミヤベ博士。自宅の床下に不審な地下室があることを見つける。降りようとするとバドウ星人に捕まってしまう。彼らは自分たち以外に知的生命体がいることが許せず
地球ごと爆破するという。でもバリアに引っかかって、地球に入れないらしい笑。
自宅の黒電話でウルトラ警備隊呼ぶ白人妻。警察レベル。
今回は綺麗な白人妻をひたすら怖がらせるホラー回だったわ笑。
バドウ星人は顔がお尻みたいな奴でマキビシみたいなトゲトゲで攻撃する姑息な奴、投げたら血を吐いて死んだ笑。結局プロジェクトブルーは奥さんへのプレゼントに書いてあった。白人妻といい、ひし美ゆり子のピチピチ服といいお色気回でもあった


8/10 第20話地震源Xを倒せ
シャプレー星人、ギラドラス
地球の核を研究する国際核研究センターの怒れる岩村博士、助手のサカキ。
ウルトニウムを何者かが発掘している。このままでは地球は核を失ってしまう。
サカキが催眠術で岩村博士を宇宙人に見せるトリック。そして正体を表すとあっさり殺されるサカキ。
ギラドラス、作り粗くないか?そしてどこか愛らしい顔。獅子舞みたい。天候操れる?

8/16 海底基地を追え!○
アイアンロックス
世界で不審な船舶の海難事故が多発。沈没前に戦艦大和を見たという証言もあり、ウルトラ警備隊が海洋捜査をすることに。ヤマト沈没地点の徳之島の海底を捜索すると沈没しているはずのヤマトが見当たらない。
ウルトラ警備隊の本部ってパリなんだ。オシャレだわ
敵の発想がすごいと思った。海洋に沈んだ鉄屑で戦艦を作り、港を襲い、その後数時間後に自爆するという。リサイクルして敵に大ダメージを与える。
セブンを鉄の錠で手足ロック。そして主砲で一斉攻撃。
キリヤマと参謀の顔の真後ろに大きな時計、それがずっとカチカチ鳴る。音が止まりセブンが回転してビームを出して勝つ。最強の敵になり得た素質だったのにあっさり退散&撃墜されてしまう。

9/5 第23話 明日を探せ
シャドー星人、ガブラ
般若みたいな四足歩行怪獣、首切れてもまた噛み付いてくる。小さい頃見たことあるかも
命を狙われているという怪しげな預言者を保護したウルトラ警備隊。03倉庫が襲撃されると話す預言者。誰も信じないがキリヤマだけは彼を信じ、警戒体制を敷くも効果なく。責任を感じたキリヤマは明日を探すと言って休暇を取って、預言者を探しにいくが見つからず。そんな中、預言通り03倉庫は襲撃され、預言者はシャドー星人に拉致されてしまう。

9/8 第22話 北へ還れ!
カナン星人
フルハシの母が東京へ連れ戻しに。
北極圏で操縦が効かなくなり民間機と衝突するウルトラ警備隊の飛行機
案の定、調査に出たフルハシも宇宙人の作戦に引っかかり、民間機と衝突の危機に。
フルハシはホーク3号の自爆スイッチ押して、でも脱出できない。爆発止めても乗客300人の乗客が死ぬ。そのまま爆発すればフルハシだけが死ぬ。とかいうマイケル・サンデル的な話に。
キリヤマあほだな。こいつの不用意な指示が悪いわ。そして息子が自爆することを知らせずに母を作戦室に連れてくる。助かる見込みはなかったのに息子の死を見せたいのか。
母と息子が笑い続けるシーン、怖い。
セブンも自分で行かないでウインダム使ったら、操られてアホすぎる。フルハシがもうすぐ死にそうなのに。ウインダム使った理由謎。という脚本に納得のいかない話だったわ。

9/18 第23話 零下140度の対決
ポール星人、ガンダー
ナレ)ウルトラセブンにも逆転があった。光の国で育った彼は人間以上に寒さに弱かったのだ。とか言って零下140度の外を歩く笑。
ウルトラ警備隊の基地が寒波に襲われる。基地の重要な動力である原子炉は地下の怪物に破壊される。
隊員の命の危機が迫る中退避を許さない長官。基地を見捨てることは地球を見捨てることだとのたまう。日本軍の生き残りがここにもいたか。
極寒の中、ポール星人が背景炎に包まれて登場するシーン、好き。
活躍しないカプセル怪獣
太陽エネルギーを補充しに一時退却するセブン。ぐずぐず退却が遅れたウルトラ警備隊。
っけフルハシ、すごいじゃん!どうやった?
ポール星人は過去にも地球に氷河期をもたらしたらしい。負けた後の発言がおもろい。セブンの弱点を作ったとウキウキ。それにしてもなぜ地球を氷河期にしたかったのか理由分からん。趣味か?

10/3 第26話 超兵器R1号⭐︎⭐︎
再生怪獣 ギエロン成獣
テーマは核競争の風刺。人間の止まらない武器開発に対し、その武器の威力を纏って再生する怪獣の対比が良い。
惑星攻撃用の水爆超兵器R1号。核抑止論を嬉しそうに語るフルハシら隊員に憤りを覚えるダン。最初からシリアス展開。
(武器開発競争を続けることは)血を吐きながら続ける哀しいマラソンですよ
R1号開発者の女科学者の人、可愛い!田村奈己さん。
爆破しても再生するギエロン星獣。東京近くに侵入し、R1号から受けた放射能を吐く。
戦いシーンもお花が咲いてる長閑な川辺。千切られたギエロンの腕から大量の羽毛が舞って、切った腕から黄色い放射能がブシャーの映像がさすが。

10/3 第27話サイボーグ作戦
ボーグ星人
何回か観たことあるこのツルツルした軍隊みたいな星人。結構強かったけど最後はギロチン。
話は湖に引きづり込んでサイボーグ化させたノガワ隊員を使い、ウルトラ警備隊の基地に爆弾を仕掛けるという古典的なやり口。あっさり洗脳はバレ、返り討ちにあった。

10/3 第28話 700キロを突っ走れ!
もの凄いデッカい煎餅食べて映画デートするダンとアンヌ。映画鑑賞の邪魔になりそう笑
ウルトラ警備隊の物資を秘密裏に運ぶためにロードレースに参加するダンとアマギ。
バイク、人ごと爆破したりダンやべえ。ってか人間爆弾か。
アマギの唐突なトラウマ告白。爆発物無理なんてウルトラ警備隊向いてないよー
キリヤマのパワハラまがいのアマギへのあたり。トラウマ克服できたから良かったけど。主人公が完全にアマギの人間ドラマ回であった。
ただ怪獣とストーリーが乖離している気がしたわ。戦車に乗った恐竜、デザイン含め魅力なし。


10/24 第22話人間牧場
ブラコ星人
傑作、怪作。海辺のパーティ会場でアンヌの親友ルリ子が連れ去られる。現場に残されていたのは謎の足跡。
囚われた女、シャボン玉に包まれた部屋前衛的なオシャレ感ある、映える。
全世界で動物が連れ去られる事件が発生。
ルリ子は発見されるが、目がトロンとしたまま動かない。発見場面から全画面がセピア色に。
赤い胞子はブラコ星人の食糧。その胞子は女性の染色体と反応し、女性の身体で赤い胞子を育てる。女性の身体を人間牧場として使う。ルリ子とアンヌは胞子を植え付けられ、生命の危機。唯一胞子を取り除く方法は土星の鉱石に含まれる放射線を当てるしかない。
だがホーク3号では土星に行って帰って3日かかる。ダンは単機でブラコ星人の宇宙船団へ突っ込み墜落、セブンとなって土星へ。
アンヌの生命危機という人間ドラマ、画面割りや戦闘シーンのアングル、回転。フルハシの撹乱戦法にはちょっと吹いたが笑。
最後のダン、謎だわ笑。土星描いて、しかもその筆舐める笑

10/24 第29話 ひとりぼっちの地球人
プロテ星人
世界初の科学観測衛星の発射に成功した京南大学のニワ教授。しかし彼は宇宙人の疑惑が。真相を確かめようとするソガにあっさり宇宙人であることを打ち明けるニワ教授(プロテ星人)
セブンは攻撃するも全て暖簾に腕押し。なぜならプロテ星人の抜け殻と戦わされていたから。セブンをまいて電送移動で故郷の星へ逃げようとするが助手の一ノ宮教授に阻止され、2人とも消滅。
人死ぬのは久々。少し難しかった

10/24 第30話 栄光は誰れのために
プラチク星人
青木という無鉄砲な防衛隊員が出てくる。
野戦訓練の最中、マグマライザーが何者かに乗っ取られる。
透けたクリスタルの背中をした怪獣。でもアップになったら安いふわふわの綿を背負っていただけだった。掃除機みたいな音出してるし。
骨だけになったプラチク星人が最後に立ち上がったの謎。青木はとんだ迷惑野郎だったわ。

10/24 第31話 悪魔の棲む花
冒頭、花に触って倒れ、不可解な行動をする少女・若かりし頃の松坂慶子!貫禄というか雰囲気が既にある。上野樹里に似てる
彼女の中に巣食う宇宙の細菌により、血を奪われる彼女は吸血鬼となって同じ血液であるアマギの血を狙ってしまう。
唯一の方法はミクロ化して体内に入り、細菌を殺すこと。セブンの未知なる戦いが始まる。松坂慶子の体内で笑。

11/8 第32話 散歩する惑星
浮遊する島のような惑星に襲われたダンたちは撃墜されその見知らぬ惑星に不時着した。その惑星はまた動き出しウルトラ警備隊の基地に向かって飛ぶ。ダンたちはその惑星自体が時限爆弾になっていることに気づく。鍵は妨害電波。これにより基地と連絡が取れず何故かダンもセブンになれない。今回は不気味な惑星が動いているだけで主たる侵略者の宇宙人もいない。そこが怖い。
面白さはうーん。って感じ。

11/14 第33話 侵略する死者たち
不審な死体が10体見つかる。そして夜な夜な不審な影がウルトラ警備隊の基地を彷徨く。テレキネスで死者の霊を操るという発想、良い!基地に蔓延る影の怪しい動きも良かった。死者の霊に襲われ、ビーカーの中に閉じ込められてしまったり、宇宙空間で敵船見つけても念力と小型船団で四肢を固定され捕まってしまったりと本回のセブンはおっちょこちょいがちであった。

11/16 第34話 蒸発都市
街でビルや人が消える事件が発生。ダンとソガは宇宙人によってビルごと囚われてしまう。宇宙人は地球内で一時的に住むためにビルや街を拝借したのだという。ウルトラ警備隊は居住区に乗り込むも操られたセブンの攻撃に遭う。
戦う場所がまさに特撮用に作られた街(宇宙人の作った街という設定)という感じがして面白い。

11/21 第35話 月世界の戦慄 ○
月で起きた爆発事故の調査に行くダンとキリヤマ隊長。盟友クラタと待ち合わせの談笑をするキリヤマだが、ホーク1号が月に向かう途中に故障。機器の不具合について叱咤し、ダンを疑いまでするキリヤマ。
完全に2001年宇宙の旅オマージュ。キリヤマがダンに疑心暗鬼になる。
クラタと部下シラハマの戦いも見所。ってかクラタとキリヤマへの3年前の復讐って。宇宙人倒したら出てくるイソギンチャクのような怪物。
零下180度の月の夜に負けるセブン。そう寒さに弱いのよね。隕石の光、熱で復活するの笑えた。
アンヌが月を見つめるシーン好き。

11/29 第36話 必殺の0.1秒 
ぬーこ

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