ピロシキNo10

ウルトラセブンのピロシキNo10のレビュー・感想・評価

ウルトラセブン(1967年製作のドラマ)
3.5
ナチュラルに首刈族ヒーロー。

子供達が小さい頃、一緒に見ていた。
20年近く見直していない。

自分が4.5歳の頃の、
ウルトラセブン関連の記憶は、結構残っているので書き留める。

タケダアワーで始まるオープニング。

市電にのるたび、ウルトラセブンの歌を歌い、カカトでガンガン足元を蹴りまくり思い切り騒いでいた事。

マルザンのソフビポインターを三越前の甘栗屋で買って貰ったが、開けてすぐ壊した事。
押して走らせようとしたら、タイヤの軸が外れた。
ブリスターの感触と、こわしてしまった具合わるさは、忘れていない。
これは番組開始直後かな。

シスコのウルトラセブンライスチョコの当たりを集め、ウルトラホークのプラモ、ウルトラ警備隊バッチ、ウルトラセブンペンダントを手に入れた事。
ウルトラホークはあたり3枚かな?
集まるのにしばらくかかったが
雨の日に、馬鹿でかい封筒に入り届いた。
兄貴が小学校から帰ってすぐにつくってもらった。

放映以後かも知れないが、シスコーンオレンジのチビ箱の箱絵のクール星人円盤をマジマジと観察した事。

初めて買ってもらった怪獣人形はブルマァク時代発売のアギラ。
なんでこんなもん選んだのか自分が判らんと思った事。いまだに買った場面は覚えているんだが。

5円引きブロマイドのスペル星人が嬉しくないアイテムだった事。あとプラチク星人ね。
 
10円のウルトラアイ。

10円のパチ玩具。

50円のマルザンプラモ各種。

10円の玩具時計。二、三日でゴムが伸びた。色々キャラが出ていた。
当然スペル星人の腕時計として遊んだ。
ウルトラ警備隊タイプのギミック付き腕時計も当然あった。ほぼ関係無い出来だが。

怪獣ゴッコでは常に怪獣役だった事。 
更に年下の小僧が混じる時は、ウルトラ警備隊員に出世できた事。またはウィンダム。
 
友達の弟のウルトラセブンヘルメットがカッコ悪かった事。

グロンサンのアンプルでカプセル怪獣ゴッコをした後、グロンサンを3本とも飲んで、えらく怒られた事。

マルザン倒産のテレビニュースを晩飯時に見た事。
マルザンが潰れた!兄貴は動揺していた。つぶれるって何?と聞いた記憶。

小学校にあがり、小学一年生付録の怪獣下敷に、ウルトラセブンの知らない怪獣の名前が記載されていたが、そんなモノ信じなかった事。
見てなかっただけだね。たぶん。

放映後ちょっと経って、
玩具展開する為に名前が付いたキングジョー事件。

あのロボットはキングジョーと言う名前らしいという噂が広がったが、
キングジョーとかって、そんな名前ある訳ねーじゃんと自分は言い切っていた。

ロボットなのに、キングで、ジョーだ?
馬鹿か?
そう本気で怒っていたし、ぜったい信じなかった。

しかしあのロボットの名前はいつの頃からかキングジョーという事になってしまった。

それをうけいれざるを得なかった、
5歳児(たぶん)の心中を察して欲しい。

こうして改めて思い出すと、
ほぼ今の自分が出来上がっており、
呆れ果ててしまう。こりゃダメだ。