ペコリンゴ

ウルトラマンのペコリンゴのレビュー・感想・評価

ウルトラマン(1966年製作のドラマ)
5.0
記録。
「きたぞ、われらのウルトラマン!」

プライベートではシングルタスク人間なのでレビュー書くのは映画だけにしようと決めてたんだけど、北米版の安価なBDボックスで全39話を再鑑賞し、その素晴らしさに改めてKOされたので書いちゃう。

『ウルトラQ』に続き制作されたウルトラシリーズ第二弾。言うまでもなく日本が誇る最も著名な巨大ヒーローの物語だ。

今の目線で見ると1966年当時の夢と未来が詰まったタイムカプセルのような印象もありつつ、半世紀以上経った今でも色褪せないセンスオブワンダーを誘う名作中の名作。

今日まで続くシリーズの初期作でありながら、本格SFや現代のファンタジーにドタバタコメディなど、そのバラエティに富む内容の充実はシリーズ屈指。

子供向け作品だなんて決めつけている人も多いと思うんだけど、実は必ずしもそうではない。宇宙開発競争の犠牲となって怪獣化した元人間に対し秘密裏に始末するよう指令が下る話や、圧倒的なヒーローの存在を前にして人間が地球を守ろうとする行為の意義を問うて葛藤する姿が描かれる話など、大人にこそ観てほしい風刺や警鐘、教訓を多く含むのが実態だ。

そういう「深い」話は、目元がクリス・ヘムズワースっぽい三枚目、イデ隊員の様子がいつもと違うんですよね。彼が悩んだり葛藤してたら名エピソードだと思ってイイ(笑)

ちなみにウルトラマンの顔が2回変わるけど、深いことは気にしちゃダメだ。決して初期の顔を見てブサイクだ、なんて思ってはいけない。

以下、
個人的傑作エピソード↓

第2話 「侵略者を撃て」
第6話 「沿岸警備命令」
第13話 「オイルSOS」
第16話 「科特隊宇宙へ」
第19話 「悪魔はふたたび」
第23話 「故郷は地球」
第28話 「人間標本5・6」
第30話 「まぼろしの雪山」
第33話 「禁じられた言葉」
第36話 「撃つな!アラシ」
第37話 「小さな英雄」
第39話 「さらばウルトラマン」