あんぽんたんん

パーフェクトワールドのあんぽんたんんのレビュー・感想・評価

パーフェクトワールド(2019年製作のドラマ)
4.4
以前岩田剛典と杉咲花が出演してる映画のをみたとき、映画だと短い時間でおさめなくてはならず、台詞が少ないし終わりかたとかも綺麗すぎて漫画だなと思ってたが、

この今回のドラマだとかなりリアルにより考えさせられるように仕上がってたと思う。数々の台詞とかがとても突き刺さる。

完璧な人なんているのかな。
完璧じゃないから、人は一人じゃ生きていけないんでしょ?だから、誰かが必要なんじゃないの?
(つぐみ)
←両親に付き合うことを反対されて抵抗するが、幸せになってほしいと願う両親の気持ちも痛い程わかる。

障がい乗り越えるとか、受け入れるとか無理なんだって。そんなの何年かかったってできることじゃないんだって!みんな平気じゃないけど、平気なふりして生きてるだけなんだって!(晴人)
←励まそうと思ってる健常者対して実際思うようにいかない障害者の気持ちの亀裂が痛い。

晴人の言う通りですよ。俺だって、障がい受容なんかできてません。好きでこんなものに乗ってるわけじゃない。歩けるものなら歩きたいですよ。障がいを負ったからこそ学べたことは山ほどあります。でもだからって、障がい者でよかったと思ったことなんか一度もない。なんで自分がこんな目にっていまだに思うし、できることなら障害なんかない人生を送りたかった。それが本音です(樹)
←私の悩みなんて彼らの葛藤からしたらなんてことない。自分は健常者側だからあえて健常者だと思ったことはないけど、できることが遮られてないからやる気になればなんだってできる。まだまだ自分は頑張れてないて思えました。本気で頑張れる強さをくれました。
あんぽんたんん

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