せい

腐女子、うっかりゲイに告る。のせいのレビュー・感想・評価

3.5
原作は未読。金子大地がゲイの高校生役ということで見てみた。
まず初っ端から流れる谷原章介とのベッドシーン!これNHKで流して良いの?と思ったよね。ありがとうございます。
主人公がだんだんと三浦さんと仲良くなっていくの微笑ましかったし、三浦さんの好きなものを好きでいるスタンスにはこちらも勇気を貰えた気がする。
しかし、色々もやもやする点もいくつかある。
最終回の展開、作者はTwitterで「主人公は許されないことをしたから報いを受けた」みたいなことを言っていた気がするんだけど、自分がこういうことをされた、までは言うのギリ分かるけど、そこで勝手にアウティングする必要がどこにあったのか分からない。確かに三浦さんは騙されたし利用されたしたくさん傷つけられた。その報いはもちろん受けるべきだと思う。しかし主人公がゲイだったことがきっかけであったとしても、本人の性的嗜好を全校の前でバラす権利はなかったんじゃないだろうか。
結果的に主人公は転校することになるが、そりゃこの学校にはいられないわ…と思う。たとえ転校するとしてもそういう手段じゃなくても良かったんではないだろうか、と。
なんというか、カミングアウトをその人への「罰」として使われたのが嫌なのである。他にもっとなかったのか、と思わざるを得ない。
「普通」になりたがる主人公と、それでも上手くいかない葛藤はよく描けていたと思うし、面白かったと思う。
ただ、三浦さんが姐さんと呼ぶ人があまりに痛キモすぎて無理だった。公共の場で大声で腐の話をする、初対面の人間に「受けだね」とか言う…。
いやもうありえなさすぎるでしょ!?あの年でその痛さはまじでない。絶対に友達になりたくない。普通に場所弁えてる腐女子はたくさんいるからな…。