まんまる

八つ墓村のまんまるのネタバレレビュー・内容・結末

八つ墓村(2019年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

【良かった所】
①ほぼ原作通りで、他作品では省略されていた人物やエピソードが盛り込まれている。
②予算が潤沢。

【良くなかった所】
①落武者の襲撃シーンで大将しか顔が映らない。八つ墓村というタイトルだから、最低でも複数の落武者を映して欲しかった。
②井川辰弥、森美也子の登場シーンで無意味に時系列を前後させてるので混乱した。
③濃茶の尼がスタイル良すぎ。
④吉岡秀隆の上三白眼が怖い。
⑤村上虹郎と瓜二つの顔だった亀井陽一が、皆が気づかぬ程顔が変わったのは、28年間32人の死を背負い、苦行をしたからなのだから、それで出来上がった顔が山口馬木也のような洋風イケメンというのは合点がいかない。
⑥梅幸尼が悶え吐血してるのに、みんな座ってて草。英泉に至っては息子を叱ってて草。救助しろよw。
⑦鍾乳洞の秘密の入り口の回転扉がゆるゆるで草。
⑧鍾乳洞でばあさんの尾行する辰弥の距離が近すぎで草。
⑨真木よう子と小市慢太郎の滑舌が悪い。

【まとめ】
 原作の情報量を2時間に詰め込む為には、シーンの取捨選択をシビアにすべきなのに、重要な辰弥の人となりや、8人の落人の心情、典子の心情の移り変わり等を伝えるシーンを省略し、その割に無用なコミカル演出やエロ演出を入れ込んでいてアンバランスな感じだった。
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