ジュード・ロウのファンなので、観た。もっと前から観たいと思っていたが、ドラマを普段、あまり観ないから、なかなか観れなかったけれども、ようやく観た。
映画「グレート・ビューティー／追憶のローマ」「グランドフィナーレ」などを手掛けた監督パオロ・ソレンティーノが初めてテレビドラマを監督した。独特の世界観を持つ映画で人気のある監督だけれども、私は、これまで観た、どの映画も理解できず、好みに合わないと思っていた。やはり、この映画も、ソレンティーノ監督の独特の雰囲気が終始漂い、映像は美しいけれども、よく分からないと思いながら、観続けた。
10話全部観終わると、10時間に渡る長編の映画を観たような気持ちになった。実に長かった。最初は、観るのを止めようかと何度か思ったけれども、観続けると、後半、ようやく面白くなってきたので、全部観て良かったと思う。
ジュード演じる法王が、何を考えているのか、最初は、全然分からず、はぁ⁈って感じだったけれども、後半には、彼の演説を聞いていたら、本物の法王に諭されているような気持ちになってしまって、感動さえ覚えた。まぁ、ジュードが演じていたからだろうけど。本当に、美し過ぎる法王だった、やっぱり。
こんな終わり方だとは。次回作も観ろってことだな。
