okawot

悪党〜加害者追跡調査〜のokawotのネタバレレビュー・内容・結末

悪党〜加害者追跡調査〜(2019年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

悪声の東出が主役だったのでやめようかと思ったが、WOWOWのサイトで何度も目にして気になりだし、予告動画をみたらおもしろそうだったのでみることに。

これは好き。みてよかった。

東出の演技は、感情を表にださないブッキラボウな役だったせいかほとんど気になることがなかった。榎木が死んで普通の青年にもどるまでは。

よくあるドラマだとあっちの悪党、そっちの悪党みんなが改心しまくりだが、このドラマは違う。とにかく開き直ってるんだ。そこに信念というか美学すら感じた。そこがみてて違和感をうむことなくすんなりはいってくる。

よくドラマの感想で「キャスティングがいい!」とツバを飛ばしながら言ってるが、そのキャスティングがいいドラマランキング1位。

主人公の姉を殺した3人(三浦誠己、山中崇、波岡一喜)、細谷(渡辺いっけい)に刺されて下半身不随になる詐欺グループのリーダー(青柳翔)、子供を捨てた元ホステス(山口紗弥加)、母親が死ぬっつーのに会いに行かない元殺人犯の姉(篠原ゆき子)。

あと、彩り程度かなとおもってた主人公佐伯の彼女、はるか役の新川愛美も大健闘。この枠は「とりあえずこのへんで」という気持ちの軽さからは想像できないほど大きな力で作品をぶち壊すことがあるのに。よくがんばったと思う。

そんな好きなドラマだけど、ラストで佐伯のとこに加害者の捜索を依頼しにきた遠藤りさに対して「いっしょにむきあっていきましょう」的な軽いセリフをはいたとこで台無し。あの重厚感はどこいったんだ。

ま、そこを差し引いてもいいドラマでした。