あかつか

ごめん、愛してるのあかつかのレビュー・感想・評価

ごめん、愛してる(2004年製作のドラマ)
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個人的には『古畑任三郎』以来のドラマ鑑賞となり、次が楽しみ〜というワクワク感を久々に味わって全16話を2日で見た。

偶然に偶然が重なる展開と、死にオチなところ、ムヒョクがウロウロしすぎて単なる不審者にしか見えないところもご愛嬌。なんといってもウンチェが可愛い。


おそらく我々が見聞きしがちな「愛」という概念は、中世の宮廷社会で花開いて小説化され、それを読んだ貴族たちがのっかって、それに憧れた庶民たちの間で勝手に広まったようなもので、「苦しみこそ愛である」というように形式化されていき、それはそれでまるでありえないものなんだけど、ありえないものをさもありえるかのように振る舞い、時として病気とか障害すらそのネタにして人生に濃密さを求めることは否定されるべきじゃないし、そういった意味ではお手本のようなドラマ


とはいえこのドラマは「愛」の物語ではなく、「赦し」の物語として見るべき。自分を捨てた母を赦し、復讐を企んでいた兄を赦し、理不尽にフッてきた恋人を赦す。キリスト教文化が色濃い韓国では「赦し」をテーマにした良質な映画がたくさんある


ムヒョクがウンチェを坂道おんぶしながら神様にお祈りするシーンは好き

「飯を食うか俺と暮らすか!」

医学的な視点からのツッコミどころは多々ありそう。頭部CTの弾丸に薬莢ついてるのはよくある話だけど、赤の他人に患者の症状をベラベラ話す医者も然り、病院の中をおんぶで走って運ぶとかどーなのとも思うが、意外とこれもよくある。

2日で見切ったのだが、この2日間で20回くらい『雪の華』を聴いた。いい曲だな。そしてこの曲を流せばなんとなくいいシーンっぽくなるだろうという感じになるのもわかる