このレビューはネタバレを含みます
日本中を熱狂の渦に巻き込んだ「ラグビー」を題材に《スポーツ》《ビジネス》《大人》《親》としてそれぞれ立場の違う人間が男から【漢】を学び変貌を遂げていく軌跡を辿る作品。
最後の君嶋と浜畑の言葉を交わすシーン、関係性の変化が分かる所はさながら不器用な恋愛のようにも思える。
主語のない会話の恐ろしさ、人間の駆け引き、立場が変わることとその意味。
それらを改めて教えてくれる作品。
良くも悪くも「創作物」でしかない御都合主義的展開やオチも全て「創作物」として受け入れらる方は是非観てほしい。
大泉洋さんの殻を破る身体を張ったドラマに臨む姿勢に惚れた。