八咫

ミス・シャーロック/Miss Sherlockの八咫のネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

一気に観てしまった。
ただ名作BBCのSHERLOCKがあることからどうしても比較してしまう。
いくらあだ名とはいえ、竹内結子さんが常にシャーロックと呼ばれているのに違和感を感じないわけではないが、伊藤蘭さんや滝藤賢一さん、中村倫也さんが良い味を出していた。
ただ正直一話からの勢いを終盤までずっと感じるかと言われるとそれは違うし、最終話に至る斉藤由貴さんの企みと貫地谷しほりさんの洗脳され具合は奥まで煮詰められていない脚本の穴とドラマの美術設定のお金かけられなかったのかな?感を感じてしまう。
予算の少なさというものが、日本のドラマが大規模な犯罪思想を持った物語に何故しょぼさを感じてしまうのかの一因なのかな。それからカメラワークのお粗末さやフィルター設定の拙さもあるのやもしれない。
『リーガルハイ』や『トリック』がとても自分の中でハマったのはそれらの点がとても上手にクリアされているからだと思う。
海外ドラマや海外映画は、日本にない舞台設定というだけで自分の脳が目新しさに満足してしまうので予算がないのかな〜なんて思う必要もなく観られるのかもしれない。正直日本のそれってしょぼいな…。

脚本 3
美術 4
演技 3
演出 3
チープ感のなさ 2
満足度 2
その他(音楽、カメラワーク)
八咫

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