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TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブの28のレビュー・感想・評価

4.5
アマプラで「インターステラー」観た後にオススメとして流れてきた本作。
マコちゃんって海外ドラマにも出るんだ〜ぐらいのユルユルな気持ちで視聴ボタン押したら、それから連続8日間、毎晩睡眠けずって1話ずつ観るほどドツボにハマりました。面白い。

「セブン」みたいに画面が始終やたら暗いのが好きな人はぜひとも観てほしい。
そして、“カルコサ”が結局何だったのか教えてほしい。(★4·5つけてる割にはそこらへんの理解がふわっふわ)


畑のど真ん中で悪魔教の儀式めいた女性の怪死体が発見。副題になってる“二人の刑事”が真相を探るうちに、過去の未解決事件が複雑に絡み合って謎が謎を呼ぶ展開に…というあらすじ。
蓋を開けてみれば、かなりの胸糞内容。日本ではコンプライアンスの問題で絶対に映像化されないと思う。それが8話にコンパクトに収められて、海外ドラマというより長めの映画という感じ。臨場感ありすぎてダレ場なし。


二人の刑事にはマコちゃんとウディ・ハレルソン。
顔が病的に痩せてるマコちゃんが1話目から怖い言動でとばしていくもんだから、ウディ・ハレルソンも見てるこっちも初っ端からドン引きなんだけど、実は正義感が強くて作中一番まともな人だったりする。
げっそり顔してるのに、脱いだらムキムキなの、少し戸惑う。隠れランボー。


その相棒がウディ・ハレルソン。こちらは完全に添え物状態。なぜなら、おいしいところは全部マコちゃんがかっさらっていくから。
ずっと態度とアゴがデカいだけで、大して役に立ってない。唯一の見せ場はピチピチギャルとベッド上でアヘアヘしてるとこ(つまりセクシー担当)。

でも、最後の最後にピンクのスムージー飲んでる姿が何かかわいいので、それまでの怠慢とおドジの数々を許しちゃう。終わりよければ全て良し。



登場人物多すぎて、上の刑事2人と胸糞犯人しか思い出せないけど、話の面白さで最後まで勢いが落ちないから、初回はそんなに深く考えなくても楽しめる。(人物関係の見直しは2周目からすると「こいつか!」ってなると思う)

途中途中バイオハザード的な怖さが挟まれて、ビビリ要素あるので、真夜中にひっそり一人で観ると恐怖感増し増しで超オススメ。
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