プライムビデオの表示が、この写真をグレースケールにしたもので、やけにカッコよく思えて試しに見だしたら、ハマった。
ウディ・ハレルソンのMr.インクレディブルみたいな分厚いタフガイ面!
マシュー・マコノヒーの鬱顔イケメン+細マッチョボディ!(胸筋とお尻がカッコいい)
どちらもクセになるルックス。
猟奇殺人の現場の証拠物件を描きうつしたノートをいつも抱えてるコール(マコノヒー)は低い抑揚のない声でボソボソと喋る。(ノートの件を刑事仲間から揶揄されて"税務署"と呼ばれている)奇妙な現場を見て仮説をたて、推理をする。
インクレディブルづらのハートは妻子もあり、空気を読んで発言し、突飛な推理もしないのでコールと違ってマトモだと周囲に思われているようだが、足元が危ういのは彼も同じであった…
家族、人生、相棒…それぞれの不和、不協和音が充満する。それでも仕事上だけはハートとコールは成果をあげるべく前進していたはずだったが…
第三者の刑事2人が、10年後の彼らの前に座り、10年前の事件について聞き取りを始める。
過去と現在を行き来し、視点が変わり、回想するたび、認識が揺らいで行く不気味さを味わう。巧みなシナリオだ。
シナリオがクールでイカす。
特に3話のコールのセリフがかっこよかった。
「男に愛は無理だね。思う通りには。常に現実が邪魔をする」
「悪人かもしれない、とは思わない。悪人は必要だ」
あとオープニングの映像がちょうカッコいい!007ダニエル・クレイグの「スペクター」のオープニング映像を思い出す。