このレビューはネタバレを含みます
題材からしてわかっていることだが、苦しい。
まだ2話しか観ていないが、先が気になる展開につい次のディスクに手が伸びそうになる。
ナラタージュぶりの2人だから、また、切ない間柄で辛い。幸あれ。
あと、避妊しろ。
"幸せは、自分の手で掴むんだよ。これだと思ったら、絶対、死んでも放しちゃだめ。"
いつ恋とも似たものがある。
【追記】
今日、最終回を観た。
最後に再度表示された、「そして、生きる」にものすごく納得がいった。
彼らの10年を6話に無理なくまとめていてすごい。
バスのシーンはナラタージュのラスト電車のシーンを彷彿とさせた。
でも、和ちゃんの声を聞いた瞬間に瞳子が見せた表情が、幸せだった。
実際あんなに悲劇は起こらないでしょ〜って思ったけど、みんなそれぞれ、各々にしか分からない困難を抱えて、立ち止まったり前に進んだりしていて、幸せを見つけて、そして、生きるんだろうな。
悲しくて切ないことが多くて、毎話涙が溢れたけれど、今爽快な気分なのが心地よい。
瞳子のひたむきで真っ直ぐに進んでいく生き方がとてもカッコ良かったし、有村架純ちゃん改めて上手に演じていらっしゃった。瞳子だった。自分で選んで決めたことで、和という幸せに巡り会えたから、何一つ悔やんでいなかった。私もそうありたいな。
ボランティアをすることで社会に出たときに弱くなってしまう、というのは今まで考えたことがなかった。感謝されすぎて、必要とされすぎて、それ以上の経験がないから。
赤ちゃんが亡くなってしまった時のお父ちゃんがあったかすぎて、涙。
何も言わずに、瞳子を支えて、受け止めて、うん、うんって聴いてあげて。まぎれもない父親だった。