冷静に考えると、
出てくる女性が、
ストーカー、不倫、メンタルな感じ、
といういわゆる触れたら爆発してしまいそうな方々ばかりで構成されてるドラマ．
些末なところが気になってしまったけど、
あんなに常時録音状態だったら
スマホのバッテリーが
逝かれてしまうのではなかろうか．
そして盗聴の性能が良すぎる．
でもずっとその人のことを音声で追ってるという設定は面白い．広義のテレパシー．
まぁまぁ面白い．1話が長い．
時々翻訳の論理的につながらないのはなんなの．あと兄弟の仲の良さとか目上との付き合い方とかここでも文化的によくわからないところもある．全体的に兄弟のエピソードはピンと来ず．
思うに文化的なところがわからないといわゆる「おどけ」とか「演出」のニュアンスが分からないと思った．その意味で本当に意味を汲みとれてるのかはどこまでいっても謎．
日本のドラマと比べると、総じて公共とか社会とか他者に対する信頼度が低い気がした．それによって環境が苛烈になってるというか．信頼できるのがせいぜい家族（血縁）までという世界観．
個人→家族→集落→村→国
って単位で集団が成長してくるとすると、その先にあるのは、また個人→家族、、でループする構造なのかな？って感じもした．波．サイクル．
こういうのは人間の性質なのかもしれないが、
人間の感情とか行動を「水が100℃で気化する」ばりに定義できると仮定したら、論理では説明できていない性質が多い．
社会ごとにベースにある環境設定が違うので、どうしてそういう行動になるのか？みたいなところは、違和感というか理解が難しいところがある．やや直情的な表現が多い印象がある．この辺は番組上の演出なのか、そういう文化なのかは謎．
例えば葬儀場でサッカー始めちゃうのは流石に演出だと思うが、それを面白いと思えるかどうかはまたちょっと違う話というか．
仮にある程度てらいの可能性を棄てたとしたら、社会の信頼度とかストレスみたいのが根底にある気はした．自分の周りの環境は他者との距離が希薄というのか、意識の中で省略されてる部分があるというのか、それ故に関係性がやや弛緩してる印象がある．
この他者との関係性がデフォルトのプロトコルになってしまったら、正直言って色々考え直さなければって感じでキツイ．他人のことはほっといてほしいしこの兄弟の関係性はどう考えてもお互いの足を引っ張っている．余計なお世話である．あと微妙に謝ってるポイントが違ったり、お互いが実は全然噛み合ってないのがすごく気になる．
パラサイトの時も思ったけど、イ・ソンギュンの声の良さは、予想の斜め上をいっていて、「おっ」てなる．
三白眼かわいい．
