人生について考えさせられるお話だった。おじさんとジアンの関係も三兄弟の関係も夫婦の関係も全部一言では言い表せない深みがあったなー。
おじさんの兄、弟は登場当初本当にどうしようもない感じだったけど、物語が進めばそれ以上に愛すべき兄弟ということがよく分かって面白かった。おじさんが沈んでたら一緒になって沈んで、怒ってたらそれ以上に怒って泣いて、喜んでたら一緒になって喜んでーー、そういうのって簡単にできることじゃないよな〜。
ジアンも自分のことそっちのけでおじさんに幸せになってほしいと思って行動してて、いやー自分そんな明確に誰かの幸せ願ったことないやー…と感動すると同時に登場人物が超愛すべき人たちだけに自分が小さくも思えた。
普通に生きていくことの難しさとか寂しさとかは拭いきれるものではないけど、一生続いていく中に周りにいる人、一つ一つの縁の尊さがあるんだなというお話だった。
ジアンとおじさんの関係は言葉では言い表せないけど、必要な人にお互い会ったんだと思った。
出番は少なかったけど、会長良い人だったな。