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マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~のmeikoのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ドンフンとジアンの関係は、わたしの待ち合わせてる言葉ではとても表現できない。そんなものを感じられたことが嬉しい。

わたしにはまだわからない、悲哀や切なさがたくさん詰まっていたけど、ドンフンの人としての魅力、優しさがどれだけジアンを救ったかは分かる。ずっとジアンを抱きしめてあげて、って思ってたから、最後ドンフンが目にいっぱい涙をためて彼女をハグしたとき、本当に嬉しくて泣いた。

初めておばあさんとの暮らしを知ったとき、「大変だな」じゃなく、「いい子だな」と言ったところ。
「自分が深刻に思わなければ相手も思わない。なんでも自分次第」と自分に言い聞かせるところ。
でも、いろんな人の気持ちを考えすぎてどんどん自分の首をしめるところ。
だからこそ親友の「自分を一番に考えろ。
犠牲になったなんてかっこつけるな」は刺さる。
こんなやさしい人でも、
良い夫とは限らないというリアルさ。

1番の恩返しは幸せになること、とジアンに言ってあげれるおばあさん。

ジアンがこれからも幸せでありますように。

兄弟のくだりが長すぎるのと(ギフンは好き!笑)、伏線と見せかけて何も回収しない謎のアップが多すぎたこと、ユラがやや面倒だったこと、韓国の母親が体現してしまっている呪いのような考え方(ex.出世しないと死。妻は夫より下がってろ)は本当に辛い、というところは見ててモヤモヤしたが、
そんなことを吹き飛ばすような最終話でした。
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