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アイアンマン~君を抱きしめたいのayukoのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

イドンウク見たくて視聴。

「アイアンマン」って本気ですか⁉︎ っていうタイトルですw いい度胸だ!w

サムネ画像から身体から刃が生えてしまった主人公が恋をするけど、彼女を傷付けてしまう悲しい運命!というシザーハンズ的ラブストーリーなのかな?と予想して鑑賞。

そういう面もありましたが、脚本全体、特に終盤が突っ込みどころ満載、低評価も納得な出来ではありました。

だが、しかし! このイドンウクのキャラは最高に可愛い!イドンウク好きなら見る価値あり!という感想で、スコアはやや高めw

イドンウク演じるゲーム会社会長・ホンビンは短気で傲慢。怒りが爆発すると身体から刃が生える特異体質。行方不明の恋人を探し続けていたが、彼女が産んだ自身の息子・チャンと再会する。

性格悪いツンデレキャラですが、豹変した後のデレキャラが超絶可愛い!のが見どころ!素直にセドンを追いかけまくり、甘えてイチャイチャしているシーンの多幸感たるや!とっ散らかった脚本が許せてしまう程の可愛いさw

セドン役シンセギョンも良キャラ!人の心配ばかりする優しい良い子、素直で可愛い。両親の死に責任を感じているキャラクターですね。

ラブライン、良いです!(ただし途中まで)息子のチャンが懐いているセドンにベビーシッターを頼むかわりに、自分の会社に仕事を探していたセドンたちを雇うホンビン。一緒に過ごすうちにお互い好きになる展開ですね!

前半のホンビンがかなり性格ひどめだから、セドンはホンビンのどこを好きになったのか、やや謎ではあった。顔?w 幼馴染の子の方が幸せになれそうだが、まあ良い!w

恋人になった2人だったけど、叩かれたセドンを見て、怒りのあまり自身の刃によってセドンを傷付けてしまったホンビン。コントロール出来ず彼女を傷付けてしまうと別れを決意する。

まあ、このへんまで良かったんですが、この後、死んだはずの元カノが登場。息子・チャンの母で、死に至る病を抱える彼女はホンビンとチャンのため自身の死を擬装していたことがわかる。

この元カノ・テヒもまた超絶良い子で、美女。しかもホンビンを愛するが故の嘘だったわけで、最強過ぎるキャラ、どう頑張ってもハッピーエンドに持っていけないよ、どうするの?と思って見ていたらやっぱり変な感じになっていた。

テヒが現れ、愛しているのはセドンだと自覚しながら、テヒを一人に出来ないとセドンと別れを決意するホンビン。テヒは結局亡くなってしまうが、彼女の死を望んだ自分が許せず、ホンビンとはもう会わないと決意するセドン。

重い!しかしこの重い別れからですね、会社の皆が順番に花を一輪ずつセドンに渡して「セドンは悪くない」と言って、最後にホンビンが「また会おう」と言う。そしてしばらく時間がたった後再会した2人が突然くっついてセドンを抱き締めたホンビンが空を飛んで終わる。

えっ何それ意味不明すぎる!全然解決してない!いやーびっくり。何かあったんでしょうか。打ち切り?

大体、黒幕は家政婦、テヒの死因も家政婦だったわけで、散々振っといて回収しないなんてあり得ない。刃がはえる特殊設定すら回収されてない!斬新!タイトルなのにw

おそらく、大黒幕の悪巧みがばれて、ホンビンが特殊能力で戦って悪事を止める、セドンはホンビンの秘密を知るが一緒にいようと決意する。とかやりたかったんじゃないの? 途中で諦めたのか、脚本全部あがってなくて撮影したのかも?

謎過ぎる着地でした。テヒが生きてた話は全カット、ホンビンの特異体質をいかして、命を狙われるセドンを助ける話とかにして欲しかった!w

素敵シーン

第7話 セドンを女狐だと言いがかりをつけるホンビン

セドン「私のことをそんなふうに?」
ホンビン「ためらわずに男を抱き締める」
セドン「違います」
ホンビン「俺を抱き締めた
求礼でも うちの庭でも
女狐め 何だ違うのか?」
セドン「誘惑じゃありません」
ホンビン「誘惑じゃなければ何だよ」
セドン「人の気持ちをそんなふうにとるなんて わざとじゃありません
求礼では代表が飛び込んできたし 
家では… 本当に悔しいわ
弄んだんじゃなくて
ただ代表が好きだから…」
(セドンを見つめるホンビン)
セドン「自然とそうなっただけです
社内で変なうわさが立って
代表に迷惑をかけまいと注意して
だから代表にもチャンにも会わないようにして仕事に没頭してるのに
ゲームはゴミで私は女狐で…」
(ホンビンがセドンにキスをする)

2人がくっつくシーンですね!自分の気持ちに気付かず嫉妬しまくるホンビンが、セドンの告白を聞いて恋心を自覚する場面です。ポンコツ社長っぷりが可愛い!

第9話 ホンビンはマンションを与えようとしてセドンを怒らせ、サプライズで謝罪するが転んでしまう。

ホンビン「けがの責任をとれよ」
セドン「どうやって?」
ホンビン「俺とつきあうんだ」
セドン「…」
ホンビン「嫌なのか?」
(ホンビンがセドンの肩を抱く)
ホンビン「二度と 君のクレヨンや上履き
そしてかばんを侮辱しない
君のスプーンや食器 部屋 机も惨めにさせない
君に物を与えて気を引こうとはしないよ
ごめん 悪かったよ 許してくれ」
(ホンビンが両腕を広げる)
ホンビン「ハグを
この前みたいに抱き締めて慰めてくれよ」
セドン「こんな昼間から
人の目もあるのに無理です」
ホンビン「薄暗いところに行くか?」
(観念してホンビンを抱き締めるセドン)

可愛い!多幸感!お金持ちと庶民のカップルの格差ネタも意外とありそうで無かった視点で良かった。マンションは貰いたい気がするけど、セドンは偉いのであったw

第12話 セドンの願いで父の頼みを聞いたホンビンが会社の屋上にセドンを呼び出す

ホンビン「疲れた 抱き締めてくれ 早く」
セドン「ホンビンは留学するそうです
いい思い出になるかと」
ホンビン「分かった 早く抱き締めてくれ」
(誰もいないか周囲を見渡してからホンビンに抱き着くセドン)
セドン「この後また仕事が?」
ホンビン「君のせいでいろいろなことをするはめに」
セドン「ありがとうございます」
ホンビン「ありがたいなら」
(ホンビンがセドンの耳元で囁く)
ホンビン「今晩泊めてくれ」

ホンビンはしょっちゅうセドンに「抱き締めて」って言ってて可愛い!2人のベッドシーンは無く残念ポイントでしたw

そうだ、このドラマのイドンウクは秘書とのBLラインも好きでした!BLってほどじゃないけど、ホンビンのためいつも一生懸命な秘書さんがいなくなっちゃって動揺しちゃうとことか!そちらも見所です!w

というわけで、脚本全体は残念だけどイドンウクの可愛げは堪能できるドラマでした!
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