とらキチ

プロジェクト・ブルーブック シーズン2のとらキチのレビュー・感想・評価

3.0
S2は少し遡ってUFOモノには絶対欠かせない"ロズウェル事件"からスタート。
嫁の「仕事と家庭、どちらが大事なの⁈」感とか勝手に独走しようとする感が鬱陶しい。嫁ウザいわー。そしてJFKまで出てきた!顔のビミョーな寄せ具合(笑)。あと、ソ連の女スパイのストーリーラインは全然活かしきれて無かった。アレは全部カットでOK。
この物語の主人公であるハイネック博士。私、知らなかったのですが実在の人物で、のちに「未知との遭遇」のスーパーバイザーをやったりしてるのですが(その事を上手く活かしたプロットのエピソードもあります)元々はWWⅡ中に近接信管の開発に従事し、戦後は物理学、天文学の教鞭をとった科学者でした。空軍の調査機関の顧問に就任後、当初はUFOに否定的な立場をとっていたものの、長年の研究の中で肯定派となり「UFO学のガリレオ」と呼ばれるまでになってしまった。そういう意味ではUFO🛸に人生を乗っ取られてしまった人、と言えるのかもしれません。
このドラマシリーズはそんなUFOに人生を搦め捕られてしまった人達に捧げられた作品なのかもしれないとも思いました。
今作は、残念ながらこのシーズンをもって更新されずキャンセル、打ち切りとなってしまいました。続ける気マンマンの終わり方でしたが。多分予想するに、"あの人"を探しだすのと平行で上院議員時代のJFKが依頼を持ってくるカタチになったんじゃないかなぁと思います。
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