HARUSUI

沈黙法廷のHARUSUIのネタバレレビュー・内容・結末

沈黙法廷(2017年製作のドラマ)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

WOWOWのドラマが面白そうなのに、加入していない自分は、いいなぁ〜観られる人は…と羨ましい気持ちでいっぱい。
レンタルという方法があるじゃないか!
まず、放送年代が新しいところから借りました。
沈黙法廷。彼女は殺人を犯したのか?という見出しに惹かれ鑑賞しました。

5話完結ですが、長い長い。新鮮な驚きや、どういう事!?続きは?なんていう気持ちは、皆無です。
まず、第1話の序盤。
あ、この人犯人だ、と多分、誰もが悟ると思われる人物発見。
その後は、少しずつ殺人容疑者(主人公)の過去や1年前程の恋人との関係が描かれています。
謎解きでもなく、主人公の人物像が深いとかでもなく、とにかくダラダラ話は進みます。ようやく、タイトルの主張である法廷に舞台は移り、何かがわかるかと思いきや、新しい情報も証言もなく、今までの流れの復習講座みたいになっています。
ちなみに主人公の彼は、必死に彼女を救おうとイロイロ奮闘しますが、主人公が、そこに気付くのは、最終話の直前ぐらいです。過去の楽しい二人の時間の映像はあるのですが、現在進行形では、二人は最終話まで会うことすらありません。
そして、最終話です。
ダラダラが終盤に差し掛かり、被告人の最終意見陳述。
主人公、全て話してくれました。本当に全て。1話から5話の中盤までを10分ぐらいで、ぜーんぶ。解決できていない場面もぜーんぶ。
これ、どうするの?結局、主人公の10分の意見陳述だけで、物語完結できたってことでして…今までの第1話から第5話何だったのでしょう?
犯人。はい、その人。誰もが悟ったその人。あとは、テレビ局の嫌味な敬語上司も多分飛ばされ、強引自己中心的警視庁も責任取らされ?主人公と彼は船に乗って、千葉へ?
綺麗に終了です。

低評価な理由ですが、第一に、単調でダラダラした構成。
他は、自分の感覚だけかもしれませんが、待て、待ての場面が多かったです。
主人公の彼、高見沢。馬鹿なの?いらないことするから、余計悪い方へ事が進む。
そして、簡単に仕事辞めたけど、弁護料金は!?自分で払うって決めたのですよね。
そして、主人公と連絡取れなくなって、結構経っているようだけれど、そこまで主人公に執着するとストーカーと紙一重です。
主人公、美紀。人が良いにも程があります。普通、彼がいる身で、祖父に似ているからという理由で、他の男の人と一緒に旅行、挙句に同室で宿泊、とどめで添い寝。しないでしょう!
「私の関わった人はみんな不幸になる。」昭和のドラマのセリフですね。

話の流れで、そんな馬鹿なと思うのは、連続殺人事件と言われるまで、美紀の関わった老人が、事故死か殺害されているけれども、蓋を開ければ、単なる偶然だったらしい。そんな天文学的確率があるかっていう話です。

演者のこと。
文句なしで、全員素晴らしい演技力です。
特に、田中さん。ダメダメ弁護士、だけれども本気を出したら実力はある、という役を見事に表現しています。
永作さん、抜け殻の人間をこれまた上手に演じています。
永作さん…役柄で、わざと薄化粧なのでしょうが、きめの細かい肌は健在なのに、ほうれい線と頬のたるみが顕著で…んーでもかわいらしかったです。