yurina

まぶしくて ―私たちの輝く時間―のyurinaのレビュー・感想・評価

4.0
25歳の主人公ヘジャが、突然70歳のおばあさんになることで気づく数々のこと。今の当たり前の生活が、歳を取ると当たり前ではなくなること。身体的衰えなど分かっていたけど、等身大のヘジャ視点から語られることで、より老いることへの気持ちを身近に感じることができた。また、年老いたヘジャが若者に対して伝えるメッセージの数々が、かなり心に響いた。。

後半はまさかの展開で(タイムトラベルの結末がこうくるとは)少し腑に落ちなさが残るけれど、、作品全体を通して、今この瞬間が本当にかけがえのないものだと改めて強く実感することができた。何不自由なく暮らせている今に感謝し、家族や友人、周りの大切な人たちとの生活を大事にしたい。
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