ダンディー

まぶしくて ―私たちの輝く時間―のダンディーのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

えっ、なんでこんな評価低いの?
こんなに素晴らしいドラマやのに?
もう謎が解けて、
11話、12話(最終話)とか
ほぼずっと泣きながら見ましたけど!

ナム・ジュヒョク、ホントきれいな顔してるよね。
彼目当てで見た人も多いやろうね。

私はキム・ヘジャさんがすごく好きで、
韓国のご高齢女優さんの中では、
キム・ヘジャさんとコ・ドゥシムさんが大好き。

キム・ヘジャさんに加えて
ハン・ジミンまで出るとなったら、
これはもう見るしかないでしょう。

ファンタジーなのかと思って、
最後までこのままファンタジーで終わったらつまらないなと思ったけど、
なるほど、そういうことやったんか。

隠された秘密を知った時、
ヘジャ(母)の息子や嫁に対する
深い愛を知った時、
もう感動の嵐で、涙が止まらなかった。
母の深い愛を知った後の表情!
アン・ネサンの演技が最強すぎる。

ヘジャの腕時計に対する執着心の正体。
でもそれは愛する夫の命を奪った警察への憎悪から来るものだった。
その腕時計に対する執着心が、
アルツハイマーを患ったヘジャに、
あのような長い長い夢を見させてたんやね。

それでも最後は、
ヘジャは深い愛で、
警察官を許したんよね。

書きながら思い出すだけで、
心が温かくなってくる。

ドラマの最後ヘジャがナレーションで言ってたことが、
このドラマの伝えたいことだったんよね。
全てがつまってた。

私の人生は
時には不幸だったし
時には幸せでした
人生は単なる夢にすぎないと言うけれど
それでも生きられてよかったです
朝の刺すような冷たい空気
花が咲く前に吹く甘い風
夕暮れ時に漂う夕焼けの匂い
どの日もまぶしく輝いていました
今の生活が苦しいあなた
この世に生まれた以上
その全てを毎日楽しむ資格があります
平凡な1日が過ぎて
また平凡な1日が訪れても
人生には価値があります
後悔ばかりの過去や
不安だらけの未来のせいで
今を台なしにしないでください
今日を生きてください
まばゆいほどに
あなたにはその資格があります
誰かの母親であり姉妹であり
娘であり そして
私だった あなたたちへ

少し韓国語とニュアンスの異なる部分もあるけど、
ほぼ内容は同じように翻訳されてますね。
最後にご高齢の方々の笑顔が映し出されるあの演出も好き。

今を大切に生きる。
当たり前のようで、
ほとんどの人が出来てないことやと思う。
母が倒れて要介護者になるまでは
私も全く意識しなかったことやけど、
母が倒れて、
30代で親の介護をすることになって、
前よりは確実に自由がききにくくなってる部分もあって。
自分ももちろんやけど、
四六時中介護をしながら家事もしてくれる父も、
そして何より体の自由がきかなくなった母も、
この状態になるまで意識出来なかったこと。
今を大切に生きる。
毎日を精一杯楽しむ。
頑張ろう!

広報館でヘジャに言い寄ってた若めのおじいちゃん、
めっちゃ面白かったなぁ。
ツボやった!
最後の最後まで笑わせてくれた(笑)。

色々書きたいことはあるけど、
長くなりすぎるからこの辺で。
ダンディー

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