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山河燃ゆのmomonomamaのレビュー・感想・評価

山河燃ゆ(1984年製作のドラマ)
3.5
1984年 日本
松本幸四郎、大原麗子、沢田研二

この大河ドラマが放映されていた時、リアルには全く観てなかったので一度観てみたかったのです。意を決して原作を読んで~~と、原作を読み終わったころ、春にテレ東で特番ドラマがあった。小栗旬君のん。最低やって、こちらはどうかと思ったのですが、まぁテレ東版と比べると1年かけて放映する長丁場だけあって見ごたえはありでしたが、やはり作られた時代が時代なだけにセットとかちゃっちいしね(笑
何と言っても天羽三兄弟、特に三男の勇(堤大二郎)の英語が笑ける。日系二世の設定なんだからもうちょっとまともに英語喋れる人を使うべきでは?この時代にはそんなにいなかったのかな?みなさん、プロなんだからもうちょっと英語くらい勉強してよって思っちゃう。(自分のことはおいといて、、、笑)

原作と少し違ってて典子さん(大原麗子)とのかかわりを深く掘り下げるために226事件の頃からを描いている。
そのために東京裁判はちょっとなめる程度、それでかな?最後に賢治が自殺するところへの流れが何だか不自然。
原作やテレ東版では夫婦仲もぐちゃぐちゃだったからそれなりに説得感あったんだけどな、ちょっと残念な感じでした。
チャーリーもなんか暴漢に変な襲われ方して、死んでるしね。。。

それでも日本とアメリカ、二つの祖国の間で揺れ動く様々な立場の話が垣間見え、哀しくもよくできたお話でした(原作がエエんでしょうけど)

(2019年視聴)
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