キッド

監察医朝顔のキッドのレビュー・感想・評価

監察医朝顔(2019年製作のドラマ)
5.0
完成度が非常に高く、近年でもトップレベルのドラマでした。

まず、上野樹里。
演技力が圧倒的すぎる。
日常生活の些細なところまでが本当に日常生活で現実感を感じたし、感情の表現がうますぎる。

時任三郎。
さすがですね。
すごく自然な演技をする。
存在感はしっかりとありながらも、あくまで他人を生かすという脇役として完璧な演技でした。

風間君は上2人の演技力が桁違いであることもあり、風間君らしさがドラマにフィットしていて、とてもいい役どころでした。

そして名前が分からないけど子役。
かわいいーーーー!!
いるだけで天使!!

このメンバーで作る万木家の日常は世間の家族の日常であり、本当に見ていて落ち着くし、とても良いものでした。

ストーリーとしても、震災からのその後の生活といったかなり攻めた題材でしたが、その完成度の高さからかなり納得のいくものとなっていたのではと感じました。
震災を通して死と向き合う仕事をしながら自らは死と向き合えていなかった主人公。
考えさせられるものがあったし、この先も簡単に解決できる内容ではないものだなと感じた。
このドラマでは家族の存在が乗り越えるための大きな存在となっていたが、人それぞれ乗り越えるための存在は違うし、その存在を探してゆっくりと乗り越えていけばいい。
そんなメッセージを感じるドラマだったし、素晴らしい完成度でそれをしっかりと伝えていたドラマでした。