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監察医朝顔のMのネタバレレビュー・内容・結末

監察医朝顔(2019年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます


時間ができたので、シーズン2が終わってしまう前に録画でイッキ見しました。

1つ1つのお話が重いですね。切ない。
1話終わるごとに涙が止まらなくて、毎度泣いていました。
主題歌もまた、涙を誘発してきます。

東日本大震災の被害に遭い、未だ母親が行方不明者のまま、「必死に生きよう」とする朝顔と父の平さんがとても好きです。

母の里子が父と喧嘩した時、里子が冗談で平に「謝る時は花の1つや2つ持ってこい」と言ってから、平さんは喧嘩した後絶対に花束を買ってくるんです。
今も帰らぬ里子の写真の横に、必ず花を買って帰る平さんは、里子に「見つけられなくてごめんね」という意味で飾っているのかと思うとまた涙が止まりません。

1番泣いたシーンは、最終回。
里子の故郷"仙ノ浦"になかなか踏み出すことができなかった朝顔が、父の平さん、旦那さんの桑原くん、娘のつぐみと共に電車で向かい、おじいちゃん(おおじいじ)の家に行くシーン。
朝顔が梨をみんなのために切っていると、おじいちゃんには里子が見えて、里子から梨を受け取るとそれは里子ではなくて朝顔だった。
里子が幻覚だったと気づいたおじいちゃんは、仏壇の前に座って、「なんで、なんで里子はここにいないんだ」と号泣するんです。
…重いですよね、本当に涙が止まらなかった。

受け入れたくないけど、里子が居ないことを受け止めなければいけない家族が、必死に死と向き合うのはとても感慨深いです。
素敵なドラマでした。