WOWOW録画鑑賞
お気に入りシリーズ。
人気シリーズ『モース警部』の刑事時代を描いたイギリス発の大ヒット推理ドラマ。
前シーズンの1960年代から時代は70年代へ。
音楽やファッションも70年代らしい時代を感じる演出。
前シーズンで愛する人を失い深い喪失感と後悔の念からアルコール依存症に苛まれるモース。
前回から1年後からの物語。
前回の事件で失意のモースに舞い込む三つの難事件。彼の心の傷は癒えるのか⁈
原題名 『ENDEAVOUR』
2021年英作品
製作総指揮 レベッカ・イートン
キャラクター原案 コリン・デクスター
脚本 ラッセル・ルイス
出演
エンデヴァー・モース巡査部長
……ショーン・エバンス
(矢野正明)
フラッド・サーズデイ警部
……ロジャー・アラム
(土師孝也)
レジナルド・ブライト警視正
……アントン・レッサー
(佐々木睦)
ジム・ストレンジ巡査部長
……ショーン・リグビー
(丸山荘史)
マックス・デヴリン博士
……ジェームズ・ブラッドショー
(魚建)
以下、
忘備録とあらすじあり
ネタバレ注意
Case31 『殺しのホイッスル』
鑑賞日2022/1/8
監督 ショーン・エバンス
(‼️)
(WOWOW番組内容より)
1971年2月、FAカップ戦の第5ラウンドがカウリータウンの競技場で行われ、ミノウズ・カウリータウンとオックスフォード・ワンダラーズが対戦。ワンダラーズのジャック・スウィフトがゴールを決めて試合はドロー、再試合となる。その夜、IRA暫定派を名乗る男から、次の試合でスウィフトがプレーしたら撃つという殺害予告の電話が入る。モースは上からの命令でスウィフトの身辺警護をすることに……。
酒浸りのモース……
まだ前回の喪失感から抜け出せないモースが痛々しい。
同僚のストレンジがスリムに⁈
Case32 『死を告げる時計』
鑑賞日2022/1/11
(WOWOW番組内容より)
オックスフォード郊外、パラダイス・コートというヌードキャンプの近くでタクシー運転手ダドリー・ランが銃で撃たれ殺された。腕時計が壊されており、時刻は6時50分で止まっていたが、マックスは死亡推定時刻を夜10時頃と判定する。被害者のランは既婚だが、不貞で別れた前妻と少し問題を起こしている息子がいた。タクシー強盗に思われたが、モースは所持品にあった「ダチョウ愛好家クラブ」という会員証に目を付け……。
昼間からポケット瓶の酒を飲むモース。これで捜査ができるのか⁈
モースの同僚ストレンジと、サーズデイの娘ジョーンが急接近‼️
事件解決後、公園のベンチに座ってるモースとサーズデイの会話。
ドライな考え方に変わってきたモースにサーズデイが諭すセリフが響く。
"以前は甘かった“
"俺は(そんなモースが)好きだったぞ… 人の良い面を見ようとしてた。“
"それよりありのままを見る方が良いでしょう…
人は間違いを犯し、そして代償を払う
僕の仕事は誰かを癒すんじゃ無い
法の裁きを受けさせること“
"まぁ、お前が決めることだ…
人は変わらんぞ!本質的には…
逃れようとしたところで結局は無駄に終わる。自分にしかなれない…
どんなにもがいても…”
CASE33 『白銀の終着地』
鑑賞日2021/1/16
オックスフォードの33番バス終点チッピング・コンプトンの近く、聖アガタ教会の墓地で大学の数学教授パトリック・スタントンの遺体が見つかった。
複数の刺し傷による失血が死因で、両目には✖️印の切り傷が付けられていた。サーズデイとストレンジは、スタントンが乗っていたバスの車掌と運転手に話を聞くが手掛かりは無し。
病欠していたモースが翌日出勤し初動捜査の抜け落ちた点を指摘するとサーズデイは怒り出し……。
"タファトンパークの大量殺人事件“
"仮面舞踏会 1963年2月”
サーズデイ警部の息子は、陸軍軍人でアイルランド駐留中だが、外出許可期限を過ぎても帰隊せず、行方不明の連絡が入る。
モースが体調不良で休みの間、猟奇的殺人事件が発生。
サーズデイ警部の上司ブライト警視正は、
モースの病気を気にかけて、治療に専念させてはどうかとサーズデイを通じてモースに投げかける。
"そんな状態ではお前を使えない!“
そんな背景で物語は始まる。
今回は珍しい密室劇。
帰宅途中のモースが乗るバスが大雪で立ち往生。
乗務員と乗客たちは、昔大量殺人事件で閉館したホテルに避難するが……
行方不明の息子に不安を募らせ、ヒステリーで夫サーズデイをなじる妻。
モースとサーズデイ警部
アルコール依存症の治療で医者にかかるため4週間の休みを申し出るモース。
"必要なだけ休め”
"雪が溶けてました“
"日は必ず昇る……少し長く待たねばならないこともあるが……それだけだ”
サーズデイ警部の息子の音信は、未だ不明でモヤモヤが残ったまま……
モースが治療で元気な姿を見せてくれることを願ってやまない!