面白そうだけど、レビューを見ると評価がイマイチで、見るのを躊躇っていましたが、結果的には観てよかったです。
設定について、主人公リサが研究者と社長を兼任している時点でリアルではないけれど、それくらい小さいベンチャーにしておきたいということですかね。
リサが妹を白血病で亡くしたことが今の仕事につながっているという設定は、個人的なことで恐縮ですが、自身の職業選択とリンクするところがあり、よく分かりました。
リサとショーンの関係性は、色々あったにせよ、あそこまで愛し合えるのは羨ましかったです。
自分の負の部分を、愛する人に打ち明けるのはすごく勇気のいることで、嫌われたくないから嘘をつくけれど、そのせいで関係にヒビが入って…。
結局、勇気を出して向き合わないといけないですね。自分とも、愛する相手とも。
そして、復讐には限界があり、許すことの方が大切（で、自分も楽）だなと思いました。
主人公夫婦と、リサの兄のマルコスカップル、ショーンの高校の時からの親友トッドとアンジェラ夫婦の話もそれぞれ興味深く、最後にはそれぞれ回収できてよかったです。
イアンは本当にクソ野郎でした…。
アンジェラはあんな素敵な夫がいながらなぜこんな男によろめいたのか…。不倫ってそんなものなんでしょうが。（本人も『起こってしまった』と言っていたし。）
レニーゼルウィガーはようやく自然な見た目になったというか、シワがあっても年相応の美しさで、スリムでとても素敵でした✨
もっと悪役に徹すれば良いのかもしれないですが、私はそのブレがかえって好ましかったです。
ブリジットジョーンズの大ファンですが、こういうレニーもいいな❤️
