しばさき

シッツ・クリーク シーズン 6のしばさきのネタバレレビュー・内容・結末

シッツ・クリーク シーズン 6(2020年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに見つけた、お気に入りドラマ!!
テーマを一言で言うと「家族レジリエンス」。ドン底からそれぞれがアンデンティティを取り戻して、きっとこれからもう大丈夫なんだろうなと思えるところまで描き出されている。

ローズ家はそれぞれがキャラ濃くて、みんな我が強くて自由行動取りがちの中、ジョニーが緩衝剤になっている感じもまた良かった。とはいえジョニーこそ野心家で、芯が強くてあったかい人で、ローズ家にあのお父さんがいてくれたからこそ家族として上手くやっていけたんだと思う。モイラが強烈過ぎて、日本のいわゆる母親像とはかなり掛け離れたもので、自信家で自意識過剰っぷりには時々引いてしまうんだけど、ここぞというシーンで素敵なことを言ってくれる人でなんだか憎めない。アレクシアもデイビッドもスティービーも街の人たちも、みんなどこか変わってるけど、観れば観るほど愛着が湧いてどんどん好きになっていく。スティービーの出演した劇も、とても感動したお気に入りの回。

最後はギュッと胸が締め付けられた。みんな大好きになってたから、もう続きがないことがとても寂しい。それぞれ暮らす中で、ふと思い出して、みんなで集まった時はモーテルで暮らした時の思い出話をするんだろうなって想像してしまう。恋しくなってまた観直したくなりそうだ
しばさき

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