Ayakashd

シッツ・クリーク シーズン3のAyakashdのレビュー・感想・評価

シッツ・クリーク シーズン3(2017年製作のドラマ)
4.0
毎日を普通に一生懸命生きるって素晴らしいことだな。って思わせてくれる。たくさん持ってなくても、ビッグでなくても、セレブでなくても、毎日をただ普通に、可笑しく生きるって、ホントに素敵なことだ。

どんなに小さなことでも人が何かにチャレンジするときの勇気とか、恐れとか、それがこんなに可笑しくて愛おしい形で描かれるのがとても好き。それに、最近とくに辟易しがちな、わたしたち人間の「自分勝手さ」を、こんなふうにユーモアで包み込んくれる優しさがとにかく沁みる。自分勝手って人間らしくて滑稽だよね。少なくともアメリカ大統領でなければねw

ありがとうレヴィ・素敵眉親子!!

Davidのお店がオープンするとき。Alexisの卒業式の笑顔。Tedの寂しそうなそして寛大で愛に溢れた表情。絵を捨てようって言い出したMoiraとJohnnyの、普段からは想像できない賢明さと謙虚さ。

なんかもうすべてが愛しくて、自分の家族のことのようにおいおい泣いています。あんたそんなに泣くなら帰省したらwwwと自分で笑っています。泣き笑いだよもう。

やっとTedがAlexisにプロポーズした気持ちがわかってきた。あー、わたしあんなにMutt派だったのにこのシーズン完全にTed推しスタッフが作ったでしょー!なんていい男なんだろう。時々、この俳優さんのダークジェントリーの役思い出して笑う。ダークジェントリーもエクストリームな役で面白かったよね。

あとPatricがいい奴すぎて、店の持ち金全部持って逃げるんじゃ!?!?とDavidのためにハラハラしてたけど杞憂だった。だってこのドラマにこんなに普通に仕事できていい人って人、いなくない!?てかこの人、なんでRayの下で働いてたのよwwwRayの部下ってだけで眉唾だよねwwまあでも結局Rayは優秀なビジネスマン。ってことかw

賢さとか、善く生きるとかいうことの定義を考え直すよね。対立ばかりしていないで、こういうの、ちゃぶ台の周りに座って観たり学校でわいわい話したり、したいよね。

ゆっくり観たいのについついビンジウォッチしてしまう…すでに寂しい!!
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