自分の人生の依り代
自分は生きててはいけない
最悪の人間である
人殺しは当然
裁かれて当然
死ぬことに何の恐れもない
そのように思うことを依り代にしてしまう子供を育てた母の罪は本当に深い
そして、その依り代が崩壊した時の絶望
最悪なはずの自分を愛していた人がいたと知った時の悲劇
自分と相手の違いはあるが、黒澤明の罪と罰の最期の菅原文太の咆哮と同じものを感じた
2時間枠、ドラマ、二人の人生へのフォーカスにより、かなり薄くなってしまったことが残念
上述の罪と罰や、バーニングのような雰囲気はあったのだが、、、