ハンドメイズ･テイル／侍女の物語 シーズン1の藤中恭美のネタバレレビュー・内容・結末

手っ取り早く言っちゃうと、国レベルで妊娠して出産できる女性を集めて、妻が出産できなかった政府高官の愛人＝侍女にしてしまえという話だけれど、今のトランプとかの政権を見ていると、もしかしたらこう言ったこともまかり通るのではないかという怖さがあるかもしれない。
とはいっても、こういうことは今の世の中では反感買うと思うから、これが架空の世界のドラマの領域という事なんだろう。
侍女と子作りすることはキリスト教に定められた神聖な儀式で(キリスト教のことは知らんがこのドラマを見ているかぎりそうなんだろう、ただしかなり曲解している感じもする)、妻も同伴(しかも妻の股ぐらに侍女の頭を挟んでという、神も腰抜かす3Pキター(笑))と、日本の江戸時代の大奥よりも、こちらの侍女の扱いのほうが酷い。
主人公ジューンは夫と子供とカナダに逃げようとする途中で捕まってしまって、侍女にされてしまうのだが、夫のほうは死に物狂いで逃げて無事にカナダに到着。
その際に、侍女たちを助けるグループに助けてもらうのだけれど、きっとこのグループの活動がこれからのカギになるのだと思う。
侍女を助けるグループも政府に捕まってしまえば死が待っているので、そこのところのドラマもまた見応えが出てくるかもしれない。