いて座

凪のお暇のいて座のネタバレレビュー・内容・結末

凪のお暇(2019年製作のドラマ)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

1話でタイトルの意味と各キャラクターの性格を描いてくれてて分かりやすいかつこういうオフィスラブ最近あんま見てなかったから見入っちゃった。
電気代の紙、SNS、慎二にしか向いてない扇風機とかそういう1カット1フレーズ入れてるだけで幸せや悲しいことが伝わってきて、表現が事細ければどれも共感性高いから演出がすごくて感心しちゃった!凪も凪で全てを失ってからの行動力すごい。

慎二の「空気は読むんじゃなくて作るものだよ」ってセリフその通りだなと思ったけどそれは凪の皮肉でしかなければ、凪の家での態度とか悪口言ってるの見て慎二のことめろいと思っちゃった時間返せってなった。でも最後の「俺こいつのこと一生守る」って言っててなんであんたあんな言い方しかできないの?ってすんごいムカついた。えーつかめない。
私の中で高橋一生といえば岸辺露伴になってるから捻くれてたり多少トゲのある方が好きなんだけどある意味そういう性格してるキャラクターで良かったわ。

自分の性格とか環境もあるけど、大人になるにつれて誕生日祝ってくれる人減っちゃって0時ぴったりにおめでとうって送ってくれる人がいるだけでも幸せだなって思う。てか凪は誕生日の前日にいろいろ失っててより可哀想。「誕生日デート」の通知辛い。

雨ざらしにされた扇風機使えるの?と思ったけど普通についたし「部屋にひまわりが咲いたみたい」って真っ黄色にしてたけど部屋も黄色味あるから金色に見えてえらい派手だなと思っちゃった。

ゴーヤをゴジラみたいなのって言う言葉のセンス好き。そしてちゃんとハサミで切って渡してくれるなんて。

慎二が凪の新居に来た時の足跡見てハイウェイスターかと思った。モラハラがすぎるおめーがブスだわって思ったけど出てったあと号泣してて引いたし笑った。好きがゆえのにしてはひどい。
2話のオフィスで同僚たちとの会話からのバーで落ち込む慎二最高。

「お前いい人そうだもん。あ、いい人っていうのはどうでもいい人な」でセールスとか宗教勧誘とか道尋ねるとかナンパとか知らない人に声かけられること多いから私に言われてるようにも感じてグサッときた無理。やっぱり知らない人からもそう見えてるんだなって思うと複雑だけどなんか腹立つね。

凪と別れた後に号泣して帰るの面白いし凪の身内たちに見られてるのも面白い。

婚活パーティーで凪に集まってくる男たち見てうわあってなった。凪とっても魅力的なんだけどなんだろう集まってくる男たちはなんかキモかった。

ゴンさんいちいち「〇〇大丈夫?」って気遣ってくれるのめろい。そして姉妹がいる男すぎる。

「自分に興味を持ってくれる人を好き」ってやつめちゃくちゃ分かるしそれの何がだめなの?ってなった。興味持った部分だけ興味持っておけばよくね?全て興味がある人はそれはもう好きな人だけど知りたくない一面知って飽きちゃうこともあるし興味の割合の問題。

緑さんの壮行会楽しそう。飾りも楽しそう。
ママがサックスじゃなくてフルート持ち出すのばか笑った。

凪の次は慎二も息が苦しい状態になってて性格は違えど同じような状況になってしまうもんなんだなあと。
2人の会社が勤めてたのが空気清浄機を販売してる会社なのも上手い絡め方してて面白い。あのガールズは終始良い印象がなかったな。
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