ワン

仮面ライダーV3のワンのレビュー・感想・評価

仮面ライダーV3(1973年製作のドラマ)
4.0
デストロンによって家族の命を奪われ復讐を誓う風見志郎(宮内洋)だったが、仮面ライダー1号、2号のピンチを救った際、瀕死の重症を負ってしまう。1号、2号は志郎の命を救うため改造手術を施し、仮面ライダーV3として復活させる。

第1話『ライダー3号 その名はV3!』
デストロンに父、母、妹を殺された風見志郎は仮面ライダーV3となり復讐を誓う。

火薬の量が凄い。宮内洋さんの佇まいが良かった。

第2話『ダブルライダーの遺言状』
カメバズーカの猛攻に苦戦するライダー1号と2号。危機一髪のところに仮面ライダーV3が登場する。

初変身ポーズ。1号と2号を組み合わせたようなポーズ。志郎が「俺にかまわず逃げろ!」と純子に言ったら素直に「はい!」と返事をしたのは笑った。

第3話『死刑台のV3』
第一総合病院を占拠したデストロン。院長となったテレビバエは催眠光線で志郎を狙う。

テレビバエの素体が分かりにくい。院長+テレビバエかと思った。

第4話『V3の26の秘密』
イカファイアとの死闘に敗れたV3は棺桶に閉じ込められ燃やされてしまう。

煙突の上に立つV3が怖い。合成じゃないと思う。戦闘員に扮する志郎がお茶目で可愛かった。

第5話『機関銃を持ったヘビ人間!』
原子力に変わる新しいエネルギーを完成させつつある村山博士を狙いマシンガンスネークが現れる。

変身途中で攻撃する禁じ手。情報が欲しいはずなのに殺してしまうのはおかしい。

第6話『ハンマークラゲ出現! 放て、V3の必殺わざ!!』
デストロンは村山博士の助手から情報を聞き出すため息子のツトムを拉致しようとしていた。

ご丁寧にデストロンの存在を信じていない人の前に現れる。立花のおやっさんが走り去る車にしがみつく奮闘を見せる。

第7話『ライダーV3 怒りの特訓』
人工心臓の権威 河井博士は2日前に死んだ人間を生き返らせることに成功した。だが、手術室の中には助手に成り済ましてデストロンの手先が潜り込んでいた。

どうも河井博士の方が悪役に見える。V3の特訓が無茶苦茶だと思う。戦闘員が強いのかV3が弱いのかあっさり捕まるV3。

第8話『危うしV3! 迫る電気ノコギリの恐怖』
デストロンは河井博士が開発した人工心臓を利用して再び怪人を生き返らせようとしていた。

謎の女が歩きながらノコギリトカゲに変身するシーンがカッコいい。志郎は気絶したふりじゃなかったのか。ノコギリトカゲのノコギリの切れ味が凄まじい。

第9話『デストロン地獄部隊とは何か!?』
全日本モトクロスチャンピオンレースに参加する風見志郎。だが、レースの真っ只中5人のレーサーがデストロンに誘拐され怪人レンズアリの待つ洞窟へ連れていかれてしまう。

クジャクがやたらに出てくるのでクジャクの怪人かと思ったら世界中に名を轟かせたアリの怪人だった。

第10話『ダブル・タイフーンの秘密』
仮面ライダーV3はデストロンの怪人レンズアリとカミソリヒトデと戦ったが力及ばず怪人の炎に包まれてしまう。

少年ライダー隊にヘルメットをプレゼントする戦闘員。風見志郎の登場シーンにしびれる。

第11話『悪魔の爪がV3をねらう!!』
海洋学者の中原博士により怪人ピッケルシャークが誕生。手術後、隙を着いて逃げ出した中原博士だったが、それを見通していた首領はピッケルシャークに中原博士の殺害を命じる。

純子に付きまとうストーカー男の変態行為を止めるのが何故かデストロンの戦闘員。V3に変身するところを純子のストーカー男に見られてしまう志郎。今までなかったのが不思議。

第12話『純子が怪人の花嫁に!?』
V3はピッケルシャークに海底のアジトへと誘い込まれる。V3を洞窟に閉じ込めたデストロンはアジトもろともV3を爆殺しようと時限爆弾を仕掛ける。

怪人ドリルモグラとなったストーカー男に一方的に結婚を告げられた時の純子が「えっ!? 結婚!?」と素で嫌がっているように思えて面白かった。

第13話『恐怖の大幹部 ドクトル・ゲー!?』
デストロン日本支部に謎の通信が入る。ドクトルGが大幹部として日本支部へ向かうとのこと。戦闘員の間に緊張が走る。

ドクトル・ゲーの登場はちょっとだけ。伝言ゲームのように話す戦闘員が面白い。乗っている車が爆発炎上し、生きている運転手が凄かった。

第14話『ダブルライダー秘密のかたみ』
ライダー隊本部に国際警察のジョージ釜本と名乗る人物から無線が入る。ライダーV3に関する重大な秘密が手に入ったらしいが…

ドクトル・ゲーはライダーのことを「ラーイダ」と独特のイントネーションで言う。負けると分かって勝負を挑むガマボイラーはなかなか魅力的な怪人だった。

第15話『ライダーV3 死の弱点!!』
ドクトル・ゲーによって滝壺にたたき落とされたV3。ガマボイラーによって全身のエネルギーを奪われ、瀕死の状態になりながらも彼は辛うじて生き残っていた。

ガマボイラーの捨て身の技もV3の回復力の前にあっさりと復活。V3の弱点もそこまで引っ張る程のもじゃなかった。

第16話『ミサイルを背おったヤモリ怪人!』
釣り人の前に怪人ミサイルヤモリが現れる。背中からミサイルを発射したミサイルヤモリは飛行中の旅客機を爆破。目撃した釣り人も襲われる。

ミサイルは普通に発射した方が良いと思う。狙いが石油コンビナートだと拉致した少年らにベラベラと喋るドクトル・ゲー。

第17話『デビルスプレーは死神の武器』
怪人スプレーネズミは山の上教会の神父を殺して入れ替わりカップルに接近。無料の結婚式を餌に教会に誘い出し、毒ガスの実験台にしようとするスプレーネズミだったが…

神父の顔から緑の液体。神父のかと思ったらスプレーネズミのものか。スプレーネズミはネズミというよりはネコに見えた。

第18話『悪魔の裏切り あやうしV3!』
教会の爆破に巻き込まれたV3は気を失い、デストロンのアジトに運び込まれる。一方、東京ではデビルスプレーを撒き散らすスプレーネズミの凶行が続いていた。

「戦えなくなった改造人間はデストロンに不要」と切り捨て。別に怪我したわけでもなくあまりにも急で一瞬、何が起こったか分からなかった。ゴーグルを上げるクサリガマテントウがかわいい。

第19話『ハリフグアパッチの魚雷作戦!!』
怪人ハリフグアパッチは魚雷で船を爆破。駆けつけた志郎はハリフグアパッチと対決するが足を踏み外し海に落下。逃げる志郎に魚雷が迫る。

なかなかV3に変身しない志郎。胸アタックで重症を負うハリフグアパッチの意味が分からない。ボートの上で変身する志郎。とにかくカメラが揺れる。

第20話『デストロン四国占領作戦』
四国に上陸したデストロンは中南米基地から送られてきたSS装置を収容。ドクトル・ゲーはふたりの科学者にSS装置の組み立てを命じるが、ふたりはこれを利用して脱出を企んでいた。

いつの間にか少年ライダー隊の規模がすごいことになっていた。志郎とおやっさんは四国までのんびりとフェリーで渡航。輪投げで遊ぶなんて緊張感がないと思った。

第21話『生きていたダブルライダー』
立花たちを人質に取られ抵抗できないV3に、ギロチンザウルスのギロチン刃が首を落とそうと迫ってくる。その時、送付されたメダルからWライダーの声が聞こえてくる。

死を覚悟した志郎の妄想とも受け取れる演出。ロープウェイのゴンドラ上に乗る志郎は高所ジャンキーなのか。

第22話『恐怖のキャンプ 地底運河のなぞ!』
少年ライダー隊は熱海の初島で強化合宿を行っていた。しかし、この島の地下では怪人ウォーターガントドの指揮のもと、デストロンの毒ガス作戦が進行していた。

うさぎ跳びをする志郎と意気地無しのタカオ君に水をぶっかけるスパルタなお姉さんに違和感。さすが昭和。意気地無しのタカオ君が奮起して何か行動を起こすかと思ったら何も無し。何のためのキャラ設定なのか分からなかった。

第23話『恐怖! 墓場から来た吸血男』
サイクリング中の若者4人の前に怪人プロペラカブトが現れ、あっという間に若者たちを誘拐してしまう。男は戦闘員に改造し、女は生き血を吸われ、プロペラカブトのエネルギーになるのだった。

首筋に噛みついて直接血を吸うかと思ったらコップに注がれた血だった。血を飲まないと変身できないプロペラカブト。かなり不便な怪人だと思った。

第24話『怪奇! ゴキブリ屋敷』
少年ライダー隊のヨシオ君からの通報が途絶えたことを不審に思った純子は単身、大里細菌研究所に向かう。お手伝いに扮し潜入する純子だったが正体がばれ監禁されてしまう。

ゴキブリ屋敷とタイトルにある割にはゴキブリはゴキブリスパイクしか出てこなかった。戦闘員とのジョギングが体育会系のノリで面白かった。

第25話『怪奇!! デストロンレインジャー部隊』
人間猿が出るという近江山。そこにはデストロンのトレーニング場がありレインジャー隊が訓練をしていた。

レインジャー部隊と他の戦闘員との違いが分からない。特に志郎も驚いた様子も見せなかったし、いったい何だったんだろう。

第26話『怪人ヒーターゼミのミイラ作戦!!』
ヒーターゼミの鳴き声を聞いたものは死の苦しみから水を求める。デストロンは水道水に人間ミイラ薬を入れ、飲んだ人間を次々とミイラにしていった。

砂浜でのスタントは宮内さん本人がやっているらしいがカメラの揺れが激しくてよく分からない。何のためにミイラにしたのか。解毒剤やら何やら最終的に何も解決していないのがすごい。

第27話『生き返ったゾル・死神・地獄・ブラック』
精進湖で父親と釣りをしていた少年ライダー隊の正太郎は洞窟の中でデストロンのマークが付いた棺を発見。中にはショッカーの怪人が眠っていた。

おやじがわざわざ棺の蓋を開ける意味不明な行動する。しかも眠っている怪人の岩を叩きつける怪力ぶり。絶対外せないと豪語するワナゲクワガタの輪がショボい。簡単に外せてるし。それはともかくとして歴代幹部勢揃いは壮観。

第28話『5大幹部の総攻撃!』
デストロンの恐るべき毒ガス作戦。解毒剤を入手するためデストロンのアジトに潜入したV3。だが、彼の前に5大幹部と5体の怪人が立ちはだかる。

地獄大使の別行動はいやな予感しかしなかったが案の定。解毒剤があったら困るのはデストロンなのに博士に解毒剤を作らせる理由が分からない。

第29話『ドクトル・ゲー 最後の挑戦!』
少年ライダー隊本部はインターポールの
デストロンハンターの無線を傍受。デストロンに関する重要な暗号書類を盗んだらしいが…

顔を盗む能力がある怪人カメラモスキートは高性能でなかなか魅力的だった。いよいよ追い詰められたドクトル・ゲー。首領に無視されて憐れだった。

第30話『ドクトル・ゲー! 悪魔の正体は?』
暗号書類が解読され、デストロンの造人間工場の位置が判明。デストロンハンターは工場の爆破に成功する。しかし、その帰路、霧が発生。怯えるデストロンハンターの前にドクトル・ゲーが現れる。

意外にも活躍するデストロンハンターに驚いた。いよいよドクトル・ゲーが正体を明かすとき初対面のはずなのにカニレーザーを知っているかのように発言するV3に違和感があった。「ぶいすりゃぁ!」

第31話『呪いの大幹部 キバ男爵出現!!』
デストロンの首領は新しい大幹部にアフリカからドーブー教の魔術師キバ男爵を招いた。キバ男爵は配下のドクロイノシシを小淵沢に送り、村人を洗脳して乗っ取ろうと企む。

縄で拘束された志郎のもとに無人のハリケーンが出現。その直後にハリケーンに乗るV3。どうやって縄を解いたんだろう。白骨化した住人が生き返る唐突な展開。いったいドクロイノシシの能力は何だったのか。

第32話『鬼火沼の怪 ライダー隊全滅!?』
鬼火沼にキャンプに来たライダー隊一同。しかし、キバ一族のオニセイウチが罠を張って待ち受ける。

相変わらずスーツ姿のキバ男爵。被り物とは合っていない。亡くなったオニセイウチをいたわるように抱き抱えるキバ男爵に一族の結束の固さを見た。

第33話『V3危うし! 帰って来たライダー1号.2号!!』
光化学スモッグを使い、全世界を征服しようとするデストロン。風見志郎はユキオオカミのウルトラブリザードにより氷漬けになってしまう。

風見志郎の最大のピンチに本郷猛と一文字隼人が登場。これは盛り上がる展開。ユキオオカミ相手に3人がかりはさすがにやりすぎ。決め技がチョップなのは珍しいかも。

第34話『危機一発! キバ男爵対三人ライダー!!』
キバ男爵は1号、2号、V3の人形を呪いの祭壇の炎の中に投入し、スミロドーンを復活させた。

スミロドーンに対して「女に倒せるのか」と問題発言をする首領。だからって変身したら男になるっていうのはどうなんだろう。スミロドーンの乗るキバ型のバイクはシンプルで何気にカッコいい。

第35話『キバ男爵最後の変身』
ライダー隊本部の立花のもとに、デストロンの秘密作戦を知っているという男から電話が入った。バイクで現場に駆けつけた志郎をキバ一族最後の怪人吸血マンモスが襲う。

キバ男爵最後の回なのに前話よりパワーダウン。志郎のピンチに助けに入った佐久間ケンに「お前じゃムリだ」と冷たいセリフ。実際、初登場時より弱くなっている気がする。志郎の変装は別人がやるタイプ。騙し騙されの連続でなかなか面白かった。

第36話『空の魔人 ツバサ軍団』
デストロンのアジトに、新幹部ツバサ大僧正が登場。チベットの卍教の教祖として恐れられるツバサ大僧正は、ツバサ軍団を率い、日本占領を企んでいた。

空を飛べる火炎コンドルに大苦戦のV3。早速訓練開始の風見志郎だが、鉄塔から飛び降りるだけの果たして特訓は役に立ったんだろうか。

第37話『怪しの寺 ムササビ族の呪い!』
デストロンは400年生き続けたオオムササビを改造し、コダマムササビを誕生させた 恐怖のムササビ作戦に敢然と立ち向かうV3に、死の毒ミサイルが飛ぶ。

コダマムササビの毒ミサイルを食らうとムササビになる不思議。実験が成功してよほど嬉しかったのか小躍りするツバサ大僧正がかわいい。

第38話『子連れV3 死のスカイダイビング!』
怪人ドクガーラはアジトに近づいた変電所の保線係を殺害。調査に向かった志郎は父がデストロンに捕らえられ、ひとりぼっちの少年ツヨシと出会う。

上空から投げ落とされた風見志郎。変身するかと思ったらそのまま川に落下。かなり激しいアクションをしていたV3におんぶしたツヨシは大半が本人に見えた。子役も大変だなあ。

第39話『人喰い植物 バショウガンの恐怖!!』
植物園に来た正子と修一の姉弟。気味の悪い植物が突如、怪人バショウガンへと姿を変え正子を土の中に引きずり込む。

リメイク回。風見志郎の苦悩。ツバサ軍団でありながら飛行能力は持たないバショウガン。姉と弟の再会を見つめ、亡くなった家族を思い出す志郎の物悲しい表情が印象的だった。

第40話『必殺! V3マッハキック!!』
ツバサ軍団最後の刺客死人コウモリ登場。交戦するV3だがキックを封じられ敗れてしまう。

リメイク回。風見志郎の苦悩は続く。特訓に何の効果があるか分からない。血で誘き寄せるにしても出血しすぎだと思う。

第41話『あッ! 人間が溶ける! ヨロイ元帥登場』
デストロンは、新たに怪人ガルマジロンを誕生させる。新たに着任したヨロイ元帥は脱走者を利用し、仮面ライダーV3を釣り出そうとしていた。

リメイク回。風見志郎の苦悩は尚も続く。今さらデストロンの説明を始めるナレーションに違和感がある。高木に志郎に対する友情が残っているのが切ない。それを知っていながら容赦しないV3は何とかならなかったのかと思う。

第42話『カタツムリ人間の人体実験!』
カタツブラーに人体実験される朝子。妹の美佐子は志郎が姉を殺したと思ってしまう。調査を開始した志郎は姉妹の住むマンションへ。だがそこは、カタツブラーの人体実験場と化していた。

リメイク回。おでこに渦巻き模様は不気味。壁に張り付くカタツブラーと屋上のV3のショットはちぐはぐで静止画のようだった。カタツムリの殻に固いという印象がない。最後にはV3に殻を剥がされる無惨な敗北を喫す。

第43話『敵か味方か? 謎のライダーマン』
ヨロイ元帥の策略によりデストロンの科学者 結城丈二の死刑が決定。だが、処刑寸前、結城丈二は瀕死の重症を負いながらも仲間と共に脱走。負傷した右腕を改造しライダーマンとなり、ヨロイ元帥に復讐を誓う。

怪しい尾行者が実はおやっさんだったというのは無理矢理な展開。下手すりゃ全く出てこなくても不自然じゃない。結城丈二は主人公でもおかしくない無いような魅力がある。志郎と絡むこれからの展開が楽しみ。

第44話『V3対ライダーマン』
間一髪、アジトからライダーマンの救出に成功したV3。カマクビガメと対決するV3だが自分が復讐を遂げることに意義を見出す結城はV3の足を引っ張り闘いを邪魔してしまう。

カマクビガメは強かった。ロープアームで文字通り足を引っ張るライダーマン。完全な足手まといだった。頑なに言うことを聞かないライダーマン。志郎の説得がむなしい。

第45話『デストロンのXマスプレゼント』
クリスマス。怪しいサンタクロースが子供たちに幸運の家への招待状を手渡す。だがそれは、幹部候補生を育成するデストロンの罠だった。

デストロンがバナナとパイナップルで勧誘するとは。結城丈二はデストロンは許せてもヨロイ元帥は許せないのか。誘拐されたのが知り合いじゃなかったら無視していたのか。それよりも子供相手に爆破とは番組スタッフに狂気を感じる。

第46話『ライダーマンよどこへゆく?』
デストロンの訓練場では、誘拐された子供たちが激しい戦闘訓練を受けていた。V3抹殺に協力した結城は、役に立たなくなった奴隷たちを無惨にも処刑する場面を目の当たりにして驚愕する。

デストロンの本性を知り愕然とする結城。サイタンクにロープアームで挑むも、逆に振り回されるライダーマンは役に立たない。志郎もボロボロになるくらいだからサイタンクが強いのか。

第47話『待ち伏せ! デストロン首領!!』
デストロンの手術でデストロンライダーマンが誕生させた。本物そっくりのデストロンライダーマンはV3に罠を仕掛ける。

結城丈二あてにヨロイ元帥から直筆の年賀状が届く驚きの展開。絶対に予測できないデストロンライダーマンの正体に度肝を抜かれた。

第48話『見た! デストロン首領の顔!!』
代々木体育館に現れるデストロン首領を待ち構えるV3とライダーマン。だが、ヨロイ元帥に罠により真空の部屋へ閉じ込められてしまう。

脱出シーンがちょっと長い。果たして真空の部屋で音が伝わるものだろうか。首領を庇うライダーマンの行動には驚いたけどそう簡単に割りきれるものではないかな。

第49話『銃声一発! 風見志郎倒る!!』
怪人カメレオンは、結城を狙撃しようとしたが、風見が身代わりとなり撃たれる。頭に銃弾を受けた志郎は力のコントロールができなくなってしまう。

ものすごく工夫の無い名前の怪人カメレオン。立ったまま脳手術を受ける志郎もすごいがそれをやる結城もなかなかのもの。

第50話『小さな友情』
風見志郎は孤児院みどり学園の少年ケンイチと知り合う。しかし、新しい改造人間を製造するため子供の血を集めていた。怪人吸血カメレオンはひとり寂しくハーモニカを吹く少年ケンイチを狙う。

孤児院の先生はケンイチのことを信用しないひどい人だった。この世界はデストロンのことをどれほど認知しているのだろう。ケンイチに結城のことを「友達?」と聞かれ言葉を濁す志郎。みどり学園の飼い犬はのら犬感が強い。

第51話『ライダー4号は君だ!!』
核ミサイル"プルトンロケット"で東京を壊滅させようと企むデストロン。結城丈二は命をかけてこのミサイルを破壊しようとする。

プルトンロケットが有人だということに驚き。信じていた首領に陰口を叩かれ今更ながらに戦慄する結城。華々しく散る姿はまさしくヒーローの鏡。ライダー4号の称号を授けることに異論はない。

第52話(最終話)『デストロン最後の日』
結城丈二が犠牲となりプルトンロケットは破壊された。あとがないデストロンはD作戦を行えと各幹部に通達する。そんな中ライダー本部に少年ライダー隊の隊員が襲われていると無線が入り…

毎度お馴染み落とし穴に落とされるV3。ヨロイ元帥の怪人体のクセにザリガーナが弱くてガッカリ。未練がましく首領に命乞いをするとはあまりにも情けない。首領は抵抗らしい抵抗を見せず、何をしたかったのだろう。

おわり

《総評》
爆破と宮内洋のスター性に尽きる。まさしくヒーローの中のヒーロー。両親と妹を殺された哀しき主人公だが、改造したのが1号と2号という設定は微妙。本人にも知らされていない26の秘密とは何だったのだろう。怪人は強敵が多い印象だが幹部は前作に比べて印象が薄かった。複雑な境遇にあるライダーマンの登場はとても良かったのでもう少し早くに登場してほしかった。
ワン

ワン