ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズのドラマ情報・感想・評価・動画配信 - 3ページ目

「ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ」に投稿された感想・評価

耕平

耕平の感想・評価

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世界で一番面白いドラマの続編は、やっぱり世界で一番面白かったです。

このレビューはネタバレを含みます

「25年後に会いましょう」との言葉通り、ほぼ25年ぶりの続編。
善と悪、天使と悪魔の対比がクーパーを通じて展開する。
天使クーパーはドストエフスキーの「白痴」の主人公のように、どこまでも純粋で善良であるがゆえに俗世間との意思疎通を失うが、それでも周囲を幸福に包んでいく。
悪魔クーパーは自身の欲望のためには手段を選ばない、一匹狼の純粋な悪として描かれる。
中盤のキラーボブとローラの誕生物語はおそらく今シーズンのクライマックスだろう。17話のB級映画のような決着は賛否が別れると思うが、このエピソードはツイン・ピークスファン、リンチファンなら見逃せない。

25歳年をとったオリジナルキャストも多数登場する。ただし、保安官事務所の人々以外はそれぞれの後日談的な登場で、本筋とはあまり絡まない。とくにオードリーは悲劇的だ。

全18話もあるが、全体的に繰り返しのシーンや動きのない長いシーン、長い沈黙のシーンが多く、それらを半分の時間にしただけで9話くらいにまとめられそうだ。中年男女の長い長いベッドシーンはさすがに…。ナオミワッツはとてもキレイなんだけど、ローラダーンは…。

いわゆるクリフハンガーのようなラストなので、続編はあるのだろうか?
丸太おばさん、アルバート、ノーマが、この作品直後に亡くなっている。
キャアアアアアアアアアアアア

リンチ大好きぃとしか言葉が出ない。
????なとこのほうが大部分だけど大問題の8話を作っっちゃうあの人ぁやっぱり天才やでぇ、、、

そして悪評の高かったローラパーマー最後の7日間を必須条件として更に格式高くしちゃった感、すげぇ。リンチの中ではちゃんと繋がってて、その断片をみた私達があーだこーだ言ってただけだったんだ、ヤヴァ。

男の子ひき殺した役者さんが最高だった。確かマルコヴィッチのポワロのABC殺人事件に出てたはず。
雰囲気が妖しく不健康そうで良い。

懐かしい顔ぶれにも嬉しい。

ツイン・ピークスファンていうよりもリンチファンにしかおすすめできない。傑作も問題作。
リオン66

リオン66の感想・評価

5.0
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 これは最高としてしか表現できない。

 ここまでファンの期待を裏切り、ファンが想定することが絶対にできなかった続編はない。

 全てのシーンが刺激に満ちており、全ての展開がまさかの連続だ。これこそがドラマだ。

 ツインピークスであって、ツインピークスではないのがとても心地よい。

 とはいえ、駄目な人には駄目なドラマであるので駄目な人はすぐに離脱することを勧める。
okawara

okawaraの感想・評価

5.0
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旧シーズンでは味わえなかった、愛が報われる多幸感!

悪に対抗する目的を負わされ、現実世界に放たれていた、という善玉ローラの悲しい出自!

根元悪と思っていたボブ玉の起源の提示は、正直矮小化となり得るが、そうは言わせない、これぞ映像表現の勝利!

幕引きは、いつまで考えても分からん!!
かなこ

かなこの感想・評価

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こんなにも、最終回のエンドロール来るな来るな!って思った作品はないでしょう
kyonkyon

kyonkyonの感想・評価

4.2
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感無量です。これが出てくれたことが奇跡です。

デヴィット・リンチさすがですねぇ。
この終わり方は彼にしか出来ないですね。
緑狂人

緑狂人の感想・評価

4.8
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はー、、見てしまった。25年分の空白をたった1ヶ月で。。

ナオミ・ワッツ、ローラ・ダーンのリンチファミリーも加わってリンチの集大成と言えるような作品だった。2人はこのシリーズのヒロインでもあった訳で、2人の大ファンとしては最高の極みだった。
ファンムービーでもあったし。とくにツインピークスのみんなが好きで好きでしょうがなかった。みんな歳をとったのに、雰囲気そのままでいてくれるのがほんとに凄かった。

ただ作品としてはちょっとって感じもあったね。クーパーがクーパーに戻るのが遅すぎたし、バイオレンスなシーン多めだったし、意味不明な描写がずっと続いてて飽きる時もあった。シーズン1,2の方がわかりやすく笑えるシーンとかも多かったかなぁ。
でも最後の最後にローマパーマーに戻ってくるの、やっぱり鳥肌がたった。

車のシーンはロストハイウェイだし、ホテルはインランド・エンパイアだし、劇場はマルホランド・ドライブだし、クーパーとダイアンはブルーベルベットだし、って感じで色々楽しかったなぁ。

リンチが出過ぎ。多分シーズン1,2より全然出てる。25年でも進化しない補聴器を使っていてウケる。
或Aといち

或Aといちの感想・評価

4.1
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このレビューはネタバレを含みます

8話と14話がインパクト大。
リンチ節炸裂。

メモ
・ジャックは何をした?で完結
・「タフな女だ」対男2人時
(ダイアンに、ナオミ・ワッツに話す)
・7という数字と〇、コーヒーが共通
・6の電柱
・ローラとクーパーはふたりでひとつ?(というかデヴィッド・リンチと、世界も?)
・カイルの数別世界?別次元がある?
・皆が探すビリーとは?
・ローラとローラの母だけ顔面がパカ
山田森氏

山田森氏の感想・評価

5.0
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ようやく観了。年老いてもなお新たな映像的表現を拡張し続けるデヴィッド・リンチの才能と意欲に脱帽した。今回は過去作以上にエドワード・ホッパー、フランシス・ベーコンの作品からの引用が多かった。今作のリターンはこの偉大な2人の画家の絵画的イメージを映画的イメージ、すなわち肉体的イメージへと変換する試みを過去作よりもなお徹底的にやっていると思った。そういう意味でもデヴィッド・リンチの集大成的な作品であるし、最高傑作といっても過言ではないと思った。

今作を観てて一番嬉しかったのは、あの伝説のツインピークスの世界が現代の自分の世界と地続きで存在してると錯覚させてくれた事。あの保安官事務所と年老いた過去シリーズのキャストがそれまでの空白の歴史や人生を感じさせる素晴らしい演技をしてくれただけで涙が出そうになった。あと過去シリーズで一番好きだった、オードリーのあのアンニュイなダンスをまた再現してくれた事にもむちゃくちゃ感動した。