なおき

レジェンド・オブ・トゥモロー<セカンド・シーズン>のなおきのレビュー・感想・評価

4.0
大抵の海外ドラマは、シーズン1に比べ、シーズン2は勢いが落ちてきたり、テンポがのろくなったりして、徐々に面白くなくなっていくのだけど、本作は例外。
むしろ、シーズン1より、面白い。
前シーズン以上に細かいこと気にしなくなって、よりコミカルになり、完全にコメディです。
その象徴として、前シーズンの敵はシリアスだったのに大して、今回の悪役商会は、掛け合いが異様に面白い3バカトリオだ。
しかも、主人公勢が『arrow』や『ザ・フラッシュ』の脇役メンバーだったことに対比して、こちらも『arrow』や『ザ・フラッシュ』の歴代ラスボスだ。
本編と違って、みなさん、憎たらしさとは無縁のコミカルで微笑ましい存在だ。
あまりにも面白いので、たまに再結成して頂けないかな。


その上、今回は、過去に行ったら、偉人が出てくる仕様で、ワシントンにジョージ・ルーカス、なぜか徳川家光まで、出てくる。
それぞれの絡みは面白いが、日本篇が異様にテキトーだ。
暴君なのは、家光でなく弟の忠長だし、なぜか田舎の小国だしなあ。

あと、今回は、メガクロスオーバーとして、アローやフラッシュやスーパーガールと共に宇宙人と戦う『ジャスティスリーグ』よりも血沸き肉躍る豪華共演があるんだけど、個人的にはアトム(過去に『スーパーマン・リターンズ』の主人公だった)がスーパーガールを見て、つぶやいた一言のほうが見所だったりする。
なおき

なおき