とわこ

令和元年版 怪談牡丹燈籠 Beauty&Fearのとわこのレビュー・感想・評価

4.2
冒頭、飯島平左衛門(髙嶋政宏)が浪人と対峙。心の声「斬りたい」の卑猥さ。斬ったあと、悪霊の手が地面から伸びてきたような首の血のあとと、生気のない表情に隠れた満足感でこのドラマがおもしろいことを確信。

ラスト、戦いのシーン。派手さはないが緊張感たっぷり。そこに宮辺源次郎(柄本佑)のかっこよさ、お国(尾野真千子)の愚直さ、黒川孝助(若葉竜也)の忠誠心が混じりあう。『いいもん』と『わるいもん』の境界線は消え、残った『どうしようもなさ』。

悔しいくらい覚えてないんだけど、黒川孝助がお国を刺したときの会話が印象に残った。
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