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これは経費で落ちません!のkamioriのネタバレレビュー・内容・結末

これは経費で落ちません!(2019年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

#1
いちばん好きなタイプのキャラクターなうえに演じるのが多部ちゃん......最強のドラマやないか.....正月が溶けることが確定してしまった。

#2
登場人物みんなキュートでいいなー。
相手をズバっと切り捨てるのではなく、互いの仕事を知って妥協点を見つけるという やり方、正しくてしびれるなあ。
”イーブン”いい言葉だ。

重岡くんの真っ直ぐさ、強い。ずるいくらいいい男だ。

角田のコメントがミルクボーイを先取りしてるの笑った。
あと平山浩行さんみたいな顔の人よく経理にいる気がする。絶妙

#3
酔の助ほんとよく使われんなあ。舞台横浜なのに。

重岡くんちょっと渡辺大地に似てるなと思ったけど、よく考えると構図が『勝手に震えてろ』と似てるな。テイスト違うけどどっちも好きだ。

桐山漣、男前なのに三枚目キャラの印象だったけど、シリアスもいけるな!万能!

桁ミスすると必ず9の倍数の、普通に勉強になった。

#4
古き良き伝統vs合理性、めちゃめちゃアクチュアルだなー。多少ドラマ向きにデフォルメされてるけれど、登場する人はみんないるなって思う。脚本家の方、すばらしい観察眼だ。

自分の職能で「おかしい」ということに気付けるの、むちゃくちゃ格好いいな。仕事ちゃんとしないと、ってなる。

最後、佐々木さんはいったいなにをを耳打ちしたんだろ。気になる。

女子会のカフェ、みなとみらいにあるとこだ。逃げ恥とロケ地被りがち。

多部ちゃんの素朴な笑顔、相変わらずすさまじい癒し効果。なんとなく『アイネクライネナハトムジーク』を連想する回だ。

#5
なんだか泣いてしまった。友情と職務の境目について。前回の岡崎体育みたいに仕事に適当ならふざけんなとなるんだけなんだけど、勇さんがめちゃめちゃ真面目でいい人であるがゆえ、ここでは素朴な断罪をする気にはなれない。人は生きてるからな....。難しいとこついてくるよなあ。

しかしその問題に悩み泣いている森若さんに絶妙に遭遇できる太陽君、もはや卑怯じゃない????

#6
森若さんより正しい朝吹さんを登場させるの名案だ。長く働くと少なからず人はその社会のルールに適応してしまう。森若さんとてその例外ではない。逆に言えば、森若さんみたいな正しさを持った人でも、常に正しくはあれない。その不完全さを映そうとするの、ほんとうにすばらしい試みです。

しっかし森若さんかわいすぎでしょ...... 思わず愚痴ってしまうこと、キスから逃げてしまうこと、でも最後には自分から手を差し出してしまうこと、、、多部ちゃん強すぎる無理でしょこんなの.........

#7
NHKの地震速報......ぜんぶすっ飛ばしおったけれども、しかし終盤泣いてしまった........
数字ってドライなもんとして扱われがちだけど、それは物事が端的にどれだけ人々に知れ渡って、愛されたかってことを示せるものでもあるんだよな。それを知ってる森若さん、すげーよ。
でんでんさんのスピーチはどうやったって泣いてしまいます。人が人に技術を託すって、ほんとにすごいことだな。言葉はどこまでいっても不完全だけど、それでも人は人とわかりあえる瞬間がある。ロマンティックが止まらねえな、、

#8
急にラブストーリーが点在するやん、、、まさかの勇さんびっくりした。
伊藤沙莉よかったなあ、最後。
しかし嫉妬する森若さん、殺人的にかわいいな.......破壊力........

#9
なんなん冒頭の幸せっぷり.................
なんならその後の災難含めて幸せやん.......
その後のシーンでずっともらったネックレスしてる森若さんもいいなあ。

しかし江口のりこと伊藤沙莉、ほんとに演技うまい。「この人たち意外と頭悪いの?」めちゃめちゃ笑った。関西の女性のこのトーンのツッコミ毎回笑ってしまう。

ベッキーの悪女役はハマってるなー笑

#10
最後の「待ってます」、うわーーーってならざるを得ない!多部ちゃんのささやかな微笑みもすてきすぎました。多部ちゃん、やっぱセリフないときのほうが一段といい表情するよなあ。

全体的にもいいキャスティングのドラマだだった。
平山さんの真面目だけどちょっとズレてる感じもいいし、伊藤沙莉の最高の間合いのツッコミもいいし、桐山漣は腹に一物抱えてそうな癖して最後まで真っ当にめちゃめちゃ格好いいし笑
ベッキー、片瀬那奈の狡知、逞しさもよかった。

いやー、これこそ会社。会社っつーかもはや社会の縮図か。
人としてわかりあえなくても、組織の規範のもとで折り合いをつけられること。それは妥協じゃなくて希望では、とかすげーポジティブなことを思わせてくれる作品でした。
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