【 笑って、しんみり、ホームコメディ 】
第9回 WOWOWシナリオ大賞。
その選考委員長は映画監督崔洋一。
脚本(シナリオ)は小山ゴロ。
あがり症で悩む(父親同様)小学2年生の男の子が主人公。彼を取り巻く伯母、叔父、両親、祖母らが織り成す群像劇。いつかくるであろう喪主としての挨拶を、どうしても避けたいがために奮闘?する子供を描いた笑ったり、泣いたりのホームコメディ。
役者としては、元キャリアウーマンで独身の人情厚い伯母が、広末涼子。売れない漫画家で独身の叔父役が、森山未來。主役で子役の金成祐里くんが光ってた。
ロケ地は千葉県市川市の徳願寺。徳川家と宮本武蔵ゆかりの伝説が残るお寺の登場は印象的。