ワンダヴィジョンでは少なかったアクションが毎エピソードで見られる。これぞMCU。しかも映画並みのクオリティなので毎週金曜が楽しみだった。
しかし、本作の肝はMCUに初めて導入された差別問題。アクションで惹き付け、差別問題に向き合わさせる手法は良いアイデアだ。
スティーブから譲り受けた盾を寄贈し(偽)キャプテン・アメリカが受け取りお祭りモード。しかし、このジョン・ウォーカーはスティーブとは違い「俺がキャプテン・アメリカだ」と盾を持つのに相応しく無いヤツ。しかも超人では無いので、ワカンダのドーラミラージュにもこてんぱんにされる弱いキャラ。思った通り血清使った。
ケンカが絶えない(これが面白いのだが)二人が協力してフラッグスマッシャーズと対峙する。そこへジモやシャロンと言ったキャプテン・アメリカの過去作のキャラが絡みストーリーに面白さを増す。特にジモが超人に恨みを持ち続けるも、面白キャラなので、ラフト刑務所に連れていかれたのは残念。
アクションが見処の本作だが、一番の見処は最終回のサムの訴え。このシーンは泣けた。
サム、バッキー、ジモ、シャロン、ウォーカーの今後は今後の作品に繋がる要素が無いなと思っていたら、キャプテン・アメリカ 4として描かれる様だ。
特にラストまで正体が明かされていなかった、パワーブローカーがシャロンだった事で次のメインヴィランはシャロンになりそう。ジモはラスト刑務所でサンダーボルト・ロス将軍からチーム結成の話を持ちかけられるのか?