キャップの友人、新旧対決。ではないけど、アメリカの理想たるキャップと近しい存在であり、かつ、キャップと盾のレガシーを受け継ぐポジションにある2人の後日談であり過去に切り込む重厚な物語。
いやぁ、骨太!
私、キャップとバッキーの関係がものすごく好きで、この関係性を作り上げたキャプテン・アメリカのシークエンスは本当にすごいと思う。これだけで何作でも作れるよね。バッキーにはそろそろ明るい世界を歩んでほしいから、このシリーズは個人的に嬉しかった。
もちろんファルコンも造形が最高。アンソニー・マッキーがそもそも好きだから、あんまり考えたことなかったけれど、そうか、これだけ活躍しても、黒人でキャプテン・アメリカになるってどれだけハードルが高いのか‥‥初めて気づいた。
それから、指パッチンで明暗が分かれた人々と社会にも焦点を当てているのが、これからのフェーズを考えると当たり前といば当たり前ですが、やっぱりすごいなと思うんです。どこまでも広がりうるひとつの世界、歴史を、きちんと描こうとする姿勢がすごい。
本当に色んなことを考えさせられるドラマで、かつヒーローもので、更にサムとバッキーがバディとして心を通わせていくエモさもあり!
こりゃ、最高だ!
見終えて、アッセンブルにて撮影の裏側も知り、やっぱりMCUってすごいなぁ、私も、なんでもいいから携わりたい‥‥って心底思った。もちろん携われるわけもないから、せっせと仕事して、ときどきこの世界にどっぷり浸ろう。
そう思ったGWの締めくくりでした。