スパイダーマンの新作が「トニー・スターク喪失」の物語ならば、本作は「ステーヴ・ロジャース喪失」の物語。
スティーヴから盾を受け取ったサムが「黒人がキャプテン・アメリカになれるのか」と悩む。昨今のBLM問題も踏まえた深い問題提起を含んでいます。
ファルコンの装備の進化ぶりは凄く、アクションは大変見応えがあるし、2代目のキャプテン・アメリカが登場するという変化球もあり、エンタメ度は高いですが、ドラマはとてもシリアスでした。
かつて「キャプテン・アメリカ」に映画版に出てきたジモ(ダニエル・ブリュール)とシャロン(エミリー・ヴァン・キャンプ)の再登場はお得感あり。