このレビューはネタバレを含みます
ルシファーシリーズも遂に完結！！
ルシファーは相変わらず自己中のヘタレだし、
クロエはシリーズを重ねるごとに面倒臭い女
代表みたいになっていくので少し勢いが
衰えてきたなという印象。
だけど、ダンやエラ、アメナディエルなど
大好きなキャラクターに出会えたのは、
このシリーズを観続けたからなんだよな。
ラスト数話で別れフラグが立ちまくっている中、
大切な友人達に別れを告げていくルシファーが
切なすぎた。
特にメイズはずっと永く、共に過ごして来た
からこそあの別れの言葉が響いた。
相変わらずダンはとんでもなくおバカで、
間抜けで、どうしようもないから
泣き笑いになってしまうよ。
そこで成仏しちゃダメって
少し考えたらわかるでしょ！！！
ルシファーシリーズとして疑問なところは
多少あるけど、制作上の問題なのだろうか？
アメナディエルが神様になるなら
ルシファーが神様になるならないで
ゴタゴタさせる必要があったのかな？
アメナディエルが玉座につけるよう
サポートするだけでも良かったのでは
ないかと思う。
娘オーロラの件は、最初は何故
地獄のヒーラーになったルシファーが
戻って来れなくなるのか疑問しか
なかったけど、オーロラの苦しみを
犠牲にルシファーの気付きが得られる
という設定は秀逸だった。
確かに、娘との約束ならこのループは
変えられないし、変えちゃいけないよなあ。
神の計画ってすごいと初めて思った。
親に捨てられる子供の気持ちを痛いほど
理解していて、誰より自由と人間界と
クロエを愛するルシファーが地獄から
1度も戻らないなんて、彼の決意の
重さを感じる。
オーロラは残酷な約束をさせたけど、
それ以上にルシファーに使命を守らせた
偉大な天使であり娘なんだよなあ。
クロエとルシファーの別れが
あまりにも辛かったけど、
ちゃんとファンの為の幸せなその後の
お話もあって制作陣の皆さま
最高って感じ！
最後まで観続けて良かったです。
