とぽとぽ

11.22.63のとぽとぽのレビュー・感想・評価

11.22.63(2016年製作のドラマ)
4.0
出会いと別れ、思いがけない人生に招かれては時を超える愛の物語にグッとくるまさかの着地点!優しい感動に包まれて満たされるもどこか切なくもあって…これ自分の大切な人に置き換えたら2割増しで引きずります > サスペンス。

You shouldn't be here... でもここにいる。私の人生を変えた日 in ウサギの穴。2分後に会いましょう、よりよい世界で。ほんの2分間で世界を変えられる。ウォークインクローゼットの先は1960年だけど、いてはダメ。無条件に惹かれるものがある。ヤバいくらい面白い?こんなにワクワクすることある?JFKが生きていたら世界はもっとマシだった!本を読むのに熱中しすぎて鞄を忘れるように、本作もまた夢中にさせるものがある。本作を見るのは決して時間のムダなんかじゃない!流石のスティーヴン・キングが史実とフィクションを交えて描くSF政治サスペンス。彼の政治観も根幹を貫くように随所で垣間見えるから余計に面白い。何を食っても今よりうまい、とか悲観的?あの頃はよかったと古き良き日に思いを馳せるのか(ex.『ミッドナイト・イン・パリ』)。幻の影を追いかけて、前から見たかった作品!けど本当に描きたい本題・主題はそこじゃない、愛を知るという変化・成長。どれだけレビューを長く書こうと2分しか経っていない?
歴史の名を残す --- 君に会うために過去に戻ったんだ。伊藤英明似のジェームズ・フランコが長年の友人クリス・クーパーに自分の役目を引き継いでくれと頼まれたところからこの冒険は始まる。主人公目線で見ると腹立たしく思うときもあるけど、本作でもジョージ・マッケイは最高すぎる。過去が押し返す。過去に押し返されて、あの手この手と執拗な抵抗に遭いながらも使命を全うしようとする。何度も何度も、色々と試しても必ず邪魔が入って止められない。罠から抜けられない。待ち受ける幾多の危険な罠・落とし穴。偶然なんかじゃなく過去からの攻撃。陰謀論、英語でよかった。にしてもこの時代、サイコ野郎の巣窟みたいにヤバいやつしかいないのか?世界を変えない、行動しない理由なんてごまんとあるけど、ここでしないと。毎話前回のあらすじが付いているけど、こんなの一気見するだろ。信じがたい話だけど本当。

全編に散りばめられた衝撃展開サプライズの数々で手に汗握る怒涛のつるべ打ち状態。予期せぬ方へ、方へと転がりながら、結果的に必然性を感じる問答無用な巧さに唸る。向こうに行くたびにすべてリセットされる。ここではたった2分しか経っていない。謎めいた黄色い紙の男、路上生活者。1.25ドルのハンバーガーは1960年の肉なのか?常に原作が勝つもの。親しい関係は築くな。過去は変えられるのを嫌がるから、過去を怒らせると必ずやり返してくる。アメリカの大義は人類の大義、ジャックは正しい道を行く。時に運命に救われることもある、未来は明るいぞ。まさか人を殺すことが英雄だとは。神は心の中をご存知、最後の審判が下る。ドリス、タッガ、エレン……まだ生きている。一緒にJFKを救おう。地上より永遠に、人は恐怖から隠し事をする。過去に対抗するには万全の準備が必要、何が起こるか分からないから。僕はただケネディを救いたかった。この国は英雄を求めている、アメリカ的な英雄を。なぜ助けた?すべてが悪くなるとは思いもしなかった。セイディ!そしてまた見直したくなる。無限の罠に落ちたよう。胸締め付けられるバタフライ・エフェクト

別の人生で出会った男です

勝手に関連作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『バタフライ・エフェクト』『アベンジャーズ/エンドゲーム』
VIETNAM 1961-1973 ナイフ
Directed by JAMES STRONG
とぽとぽ

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