ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★★
映像:★★★☆☆
音楽:★★★★☆
テレビドラマ版シーズン1の前日譚の物語。
構図はドラマ版と同じで、犯人が誰かよりも、どういうトリックで殺害したかに興味がいく内容。
今回は湯川先生(福山雅治)と草薙刑事(北村一輝)の知られざる過去を描いているのが面白かった。
その湯川先生の若かりし頃を演じたのが三浦春馬っていうね。
昔からコミュニケーションに問題アリの変人だったっていうキャラ設定が笑える(笑)
それにしても、犯人の動機は理解できるものの、そのためにあそこまでやるかな?
けっこう証拠残すし、仮にうまくいったとしても、あまりにも不自然な死に捜査の手が伸びるのではと。
でも、「父は誰かに気づいてもらいたったんだと思います」っていう娘の話にもある通り、最初から完全犯罪を狙うつもりはなく、自分を罰して欲しかったんだろうな。
そこに、犯人の優しさというか、人のよさがにじみ出ている気もした。
そんなわけで、『ガリレオ』シリーズが好きな人は観てもよいかと!