ひよこ

瓔珞~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~のひよこのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

中国ドラマも後宮モノも興味がなかったけど、友人からものすごく勧められたので、期待せずに観てみた。
結論から言うと、めちゃ面白かった!
清の乾隆帝の時代、女官で亡くなった姉の死の真相を明らかにし復讐するために、瓔珞は繍坊の女官として紫禁城に入る。そして、皇后まで昇り詰める話。これだけ聞くとふーん、韓国ドラマとかでもよくある話やん?って感じ。
実際、視聴してみると、話のテンポがいい。わざとらしくすれ違ったり等の焦らしもない。
ヒロインの瓔珞の性格が、自分からは絶対に手を出さないが、やられたらやり返すタイプで、観ていてスカッとする。👍
登場人物が多いけど、それぞれの人物像がしっかりしてるから、こんなに面白いんだと思う。
そして、太監や女官たちの命が本当に羽のように軽いから、瓔珞の大胆な行動にヒヤヒヤした。(私なら、女官でも妃嬪でもすぐに殺されてるな〜と思いながら。)
実らなかった初恋、敬愛していた皇后の死、この辺りは、とても切なかった。
急に陛下への愛に目覚めると興醒めやな〜と思っていたら、そんな事なかったしね。
腑に落ちないこともあった。
裕太妃の罪をみんなの前で暴露した瓔珞は、雷が落ちるという天気予報を知っていたものの、なぜ、あの場で裕太妃のみに雷が落ちたのだろうか?繍坊から運び込まれた蚊帳のようなやつに手を触れた途端落雷したけど、糸か何かになんか仕込まれてた?本当に腑に落ちない。
かなり引いたのは、明玉に針を10本も仕込ませた純妃。恐ろしかった〜。😱
継皇后(嫻妃)自ら手にかけた嘉嬪、純妃の死の真相は暴かれなかったままだったね。
嫻妃、恐ろしや〜。
高貴妃を陥れるために、瓔珞の策にこっそり乗っかって、溶けた鉄の中に金汁を混ぜてたところが衝撃やった。え?金汁って何?ってなったもんね〜。金汁=糞尿💩。自らその金汁入りの溶けた鉄の雨にかかりにいくことを計算しての事だけにね。そこまでする?ってね。そして、高貴妃も死に追いやったしね。☠️恐ろしすぎる。
全70話、存分に楽しめました。
来世は、傅恒と幸せになれるといいね。
ひよこ

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