クワハラリエコ

北の国から '87初恋のクワハラリエコのレビュー・感想・評価

北の国から '87初恋(1987年製作のドラマ)
5.0
もうほんと勘弁してくれ

・つららちゃんの結婚について話す草太兄ちゃんと美保純の、「相手は?」「職業?」「…いや、いい奴か?」「いい奴。良すぎる奴。神様みたいな奴」涙涙涙

・「死ぬな〜ありゃ絶対、絶望して死ぬな〜!」←これめっちゃ笑ったけど、その後「世の中には元々ついてるやつとついてないやつがいんだ〜」って言うチンタすらも泣ける、すべての登場人物にこころがある、それが北の国から

・北の国からに出てくるエピソード、近所のおじいちゃんが酔っ払って川に落ちて死ぬ、家が燃える(私の実家の隣にある祖母の家は私が一才のときに燃えた)、今回の旦那さんの不慮の事故で奥さんが亡くなってしまう、夜逃げ、どれも近所ないし実家で小さい頃に経験があるのだが、みんなそういうものなのでしょうか

・「夜逃げだ!」からの音楽の入り方

・自分が成長して親を越してしまう切なさ、無敵だった親が弱っていく悲しさ

・ドラマシリーズの自転車のエピソードも、'84夏の雪子おばちゃんに対しても、今回の「俺は心が狭いから…」と言って純のやり方を責める五郎さんも、泣けて仕方ない

・'84夏ではパンっと張りのあった天使・螢がシュッとしてもう完全に大人の女性になっていて、相変わらず五郎さんと純の間でバランサーとして天使なことに変わりはないのだが、前半だいぶ空気なってるなと思ってたら、れいちゃんがいなくなって絶望する純に「そういうこと今言わないでくれる?」と感情を爆発させるシーンがあり、ここが本当に最高、、、私は妹属性で自分を天使だと思っているところがあるので(そんな図々しい天使はいない)、やっぱり螢が感情を露わにするシーンがたまんねーんだ、、、純を見送るラストでも「手紙、書いてね、父さん宛に」とも、「れいちゃんの居場所がわかったら教えるから!」とも言うのも、やさしさのかたまりで、本当に螢は国民の天使だよ、、、