ガルベス

北の国から '92巣立ちのガルベスのネタバレレビュー・内容・結末

北の国から '92巣立ち(1992年製作のドラマ)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

現時点では個人的にシリーズ最高傑作。

純と蛍のエピソードが等分に描かれ、共に濃密。

富良野に戻ってきてもらいたい五郎の希望をよそに、彼氏の影響で札幌で正看護師を目指すため冷たい態度を取り続けてしまう蛍。

純からも蛍からも敬遠された五郎の前にあの正吉が現れ、
「あの時期、俺、おじさんに育ててもらって…俺も息子だと思ってますから」 
と、ひたすらに感謝し酒を酌み交わすシーンが最高。正吉、大好き。

東京に戻った純はタマコ(裕木奈江)と恋をするのだが妊娠させてしまい、さあ大変。
タマコを預かる叔父が菅原文太なので、本当に修羅場。
純がタマコを見舞うと文太が部屋から出させ、扉を閉じた瞬間に純に見舞ったアッパーカットが鮮烈。

五郎が上京し、文太(高円寺の豆腐屋兼活動家)に詫びを入れにいった際の狼狽ぶり&大量のかぼちゃの土産、「誠意って、何かね?」と凄むド迫力の文太と双方共に名演。

草太の「ミッドサマー」のようなルックの結婚式シーンも良かった。
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